ポルシェ906 ワイパーの製作

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休むことなく次のひらめきを形にしようとする匠。

いったいその先には何が待っているのでしょう。

 

匠が紙に何やらマンガを書いています。どうやらこれはワイパー。

 

その後、匠は工房にこもり、作業を開始しました。

ワイパーはとても小さく、流石の匠も工作に難儀しているようです。
4日後、匠は久しぶりに有井家に戻ってきました。

慎重にセットされたワイパーをご覧ください。

 

それだけではありません。匠がそっとワイパーに手を触れると・・・・・、

なんということでしょう!

そのワイパーは、実車同様スイングし、その表情を大きく変えたのです。

何と大胆なひらめき!

このスイングこそ、殺風景な906に必要な癒しの機能だと、匠は考えたのです。

それにしても、匠はなぜこのように自分を追いつめるのでしょうか。

 

おや、匠が何か歌っています。答えは、その歌の中にあるようです。

♪ 國の本たる モノ作り〜
  優れし作品 供給し〜
  國の護りと 民の為〜
  捧ぐる完成 數あまた〜
  まこと非常時 日本の〜
  寶庫ぞわれらの電動士 ♪

 

・・・あぶないので、あんまり近寄らない方がよろしいようです。

上の歌詞は、仕事上でちょっとおつき合いのある、

「電気化学工業株式会社 青海工場歌(相馬御風 詩 中山晋平 曲 昭和9年11月)」 

の3番をもじったものです。

もと歌はこちら・・・

國の本たる農業に
優れし肥料供給し
國の護りの軍の為
捧ぐる製品數あまた
まこと非常時日本の
寶庫ぞわれらの大工場

デンカ青海の皆さんがもしご覧になっていたら・・・。
苦情あれば対処します・・はい。