匠が願うもの、それはこの古いキットに新たな光をあてること。
そのためならば、どんな厳しい条件の中にも、あらゆる可能性を見いだしていく匠なのです。
さて、匠が台所で何やら焼いています。これはいったい・・。
|
それは直径3ミリの真鍮パイプでした。焼き鈍したパイプの先をポンチでたたいて拡げる・・・、そんな荒療治が続けられています。
匠はいったい何を作ろうというのでしょうか。
|
おや、匠はその謎の物体をリューターに固定し、回し始めました。
そして、回転する物体に紙ヤスリが当てられると・・・・・、
|
なんということでしょう!
物体はまばゆいばかりの金色(こんじき)の輝きを放つ、エアファンネルに変身したではありませんか。
|
でもいったいなぜこのようなことを?
その答えは、キットのパーツを見れば、自ずから明らかなようです。
|
6個のエアファンネルが完成しました。
|
そして自作したベースに取り付けられたエアファンネルがボディーにそっとあてがわれます。
どうやら上手くいったようです。
おや? 匠の様子が変です。大の字になってのびています。前回の可動ワイパーに続く困難な作業は、流石の匠をもグロッキーにさせたようですね。
|