ポルシェ906 テールランプの製作

 次の工程へ   前の工程へ   工作机INDEXへ   

キットのテールランプは、一体のモールドでした。

これは問題点なのでしょうか。いえいえ、シルバーとクリアーレッドを使って塗装すれば、きれいに仕上がるはずです。

では匠の不機嫌そうな表情はいったい・・。

 

 

 

人が「改造の詐欺師」と呼ぶ匠の本来の名前は「模型電動士」。

そう、子供の頃から動く模型に親しんできた匠にとって、動かないプラモ、光らないプラモは「クリープを入れないコーヒー(古〜)」だったのです。

などと言っている間に、気付いたら匠はクリアパーツのテールランプを仕込んでしまいました。

これはいったい・・・。

何ということでしょう。

そのテールランプは、赤色発光ダイオードを削り出したものだったのです。

ライトが光っています!

おや、上機嫌の匠が何やら鼻歌を歌っています。

 

匠 「♪光らないライトが〜、何になる〜」

 

・・どうやら ”赤色エレジー”の替え歌のようです。

ボディーの方は、進んでいるのでしょうか。

なんと、匠はパテでボディーとシャーシを固めてしまったではありませんか。

その後 匠は、最中(モナカ)のようにボディーを横にスライスしてしまったのです。

匠 「好き嫌いのあまりない私ですが、最中は嫌いです。皮が唇にくっつき水分を奪っていく感覚が我慢できません。」

 

今日の匠は少し変。大改造も折り返し地点にさしかかり、匠も少々お疲れの様子です。

次回はいよいよコックピットの工作。匠はそこにどんなたくらみを描いているのでしょうか。