ポルシェ906 ボディーの改修−2
匠がウインドウを逆光にかざしています。
そう、このキットの抱えるもう一つの問題は、凸モールド。ウインドウの透明度がないため、クリアパーツは研ぎ出しが必要となりますが、凸モールドは一緒に消えてしまいます。
さて、どうするか・・・。
何と、それは水道工事に使う亜鉛粘着テープだったのです。テープを細く切ってウインドウに貼り、それをガイドにカッターですじを入れれば、安全に凹モールドが彫れるるのです。
ようやく見つけたシート、それに匠は・・・・、
「改造の詐欺師」の異名をとる匠ならではの技の結晶。
薄暗かったウインドウは輝きを取り戻し、太陽の光を余すことなく取りいれ・・・・、
ドライバー二人がゆったりとくつろげる、広々とした空間が出現したのです。
しかし改造はまだやっと四合目、ポルシェ906は、このあとどのような牙を剥いて匠に襲いかかってくるのでしょうか・・。