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電動士です。番外編、”下宿人SHUN
1/24さん”の工作の様子を紹介させていただきます。一番下に完成写真があります。 |
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ある会社から製作を依頼され、LED照明装置付きの消防用車両の模型を作る事になりました。
火事現場での消火活動時、現場を明るく照らすための投光装置を備えた消防車両です。
今回もスケールは1/43で製作する事にしました。(前回、携帯電話等の移動中継車を作りましたが、その時も1/43でした)
一言にLED投光消防車両と言ってもこの手の車両には門外漢なので、ネットで色々画像検索して資料を集め、ある程度特定の車両にならないように脳内でイメージを固めて図面を作成し、クライアントにも見て頂き承認を頂いてから着手しました。
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1.ネタ車両
元にした車両はダイアペットの大型ダンプトラック。(日野プロフィアダンプトラック)で、パッケージにはスケール1/43と明記されています
キャブ(運転席)両側のドア開閉と、荷台がダンプするギミックを備えています。
キャブ/左右ドアの材質はダイキャスト金属。その他荷台やシャシー等は一部を除きプラ素材。 |
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2.構想・図面
消防車は隊員が数多く出動するため、ダブルキャブ仕様が殆どです。(運転席+後部1列座席)
今回の場合もクライアントからシングルキャブのままでも構わないとのお話もありましたが、やはり
消防車両らしさを出すために、敢えてダブルキャブに改造する方針としました。
リヤーボディーはネットで集めた消防車両写真を基に、自分のイメージで考えました。
左右側面・後面にシャッタードアを備え、その下は下軸開閉式のステップ兼用蓋としました。
屋根上は全面アルミ縞板張りとし、適当にハシゴや消防道具等を収納する箱を設置。
屋根上の左右サイドにはフェンスを設け、赤色フラッシュライト等を埋め込み。 当然屋根上に登るためのステップ等も必要。
本題のLED投光装置はクライアントから実物の図面や写真を頂いているので、出来るだけスケールに忠実に、ポールは伸びた状態で模型化する事にしました。(実物のLED投光装置は油圧で伸縮するポールの先端に取り付き、伸長後リモコンで左右回転/仰角・俯角を調整して火事現場を強烈に照らします)
このような構想を基にPCで左右側面・前後面・上面の五面図を作成しました。 |
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3.改造・製作
(1)キャブ改造
ダブルキャブに改造するには、キャブを切断し中間を延長する事となります。
キャブを取外し、左右ドア、インテリア、前後ウインドウを外し、切断後の変形防止の為5mmプラ角棒をガッチリと接着しておき、ドア後ろ5mm程の位置で金工用糸鋸で慎重に切断しました。
(ダイキャストで特に屋根部の肉厚が厚くて往生しました)
この後ペイントリムーバーで塗装を剥離させました。 中間延長部の工作は後で1.2mmプラ板で製作します。 |
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(2)シャシー改造
ネタ車のダンプカーと比べると、後輪2軸・トラニオンアクスルサスを改造して通常の後輪1軸・リーフサスにする事が必要です。
そのためまずはキャブを取外し、前後ホイール・タイヤを外し、シャシー周りの燃料タンク、エアータンク、排気テールパイプ、バッテリー、リヤーフェンダーを切り離しました。
その後、後後輪アクスルとデフを生かしてプラ材でリーフサスに改造。シャシーフレーム後端は切り離したフェンダーを利用して延長。他にクロスメンバーやガゼット等を追加しました。
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(3)キャブ背面の加工
シングルキャブ背面右側にはシュノーケルのようなエンジンのエアーインテークダクトが付いており、ネタ車にもしっかりと表現されています。 |
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ダブルキャブの場合はインテークダクトはキャブ床下に格納されています。
そのため、インテークダクトをモーターツールやヤスリを駆使して削り取り、左側と同じになるように改造しました。
単純にダクトを削り取ると薄くなって穴が開く恐れがある為、予め裏側にパテを盛っておきました。
台形状のエンジンカバーや左側のキャブチルト用のレバー等はこのままとしました。 |
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(4)キャブ・シャシーのパーツを並べてみました。
キャブのグリルは塗装剥離前に取外してあり、シャシーは艶消し黒塗装済み。
赤い燃料タンクには給油キャップを追加。その下の2連の円筒形はエアータンク、S字状のものは排気テールパイプ。一体になっているので後日切り離します。
インテリアはキャブ延長後それに合わせて後部ベンチシートを後日追加します。 |
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(5)ダブルキャブ延長、及びリヤーボディーパネルの製作
@キャブ中間は1.2mmプラ板で約20mm弱程延長しました。窓は後日開ける事とします。
又、屋根上には後日ハイルーフパーツを載せるので屋根延長部のリブは省略。 |
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A先に描いておいた1/43図面を印刷して1.2mmプラ板にスプレー糊で貼り付け、左右側面、前後面、屋根の各パネルを切出しました。
その後各シャッタードア部、リヤーナンバープレート部を開口しておきました。
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Bシャッタードア部はエバーグリーンのVグルーブプラ板(#4060)板厚1.0mmを使用。
開口部に合わせて切出し、ボディーパネル裏側と面一に嵌め込んで接着し、表面に0.2mmの段差を出しました。
嵌め込み部は帯板で裏打ちをしてあります。 左側面パネル中間には屋根上へのステップの凹みを設けました。
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(6)ボディー箱組み、及びハイルーフパーツ製作
@ボディーの各パネルを慎重に接着して箱状に組立てました。 各コーナー部や床板を受ける部分にはプラ角棒を接着して補強しました。 |
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Aキャブ上にはハイルーフパーツを1.0mmプラ板にて現物合わせで作りました。 |
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裏側にはエポパテを厚く盛っておき、ヤスリでガリガリ削って両肩や前面のRを出しました。
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B床板は1.2mmプラ板で製作。
ボディーの角補強材やステップ凹みを避けて切欠き、裏側に角棒を接着しシャシー結合用のネジ穴を設けました。
更には色んな作業用と通気用穴を開けておきました。 床板下面には後輪1軸用のフェンダーを取付けました。 |
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(7)伸縮ポール・LED投光装置の製作 「伸縮ポール」と「LED投光装置」はクライアントの目玉商品です。
@伸縮ポールは前回の携帯電話の移動中継車ではもっと高いポールを作った経験がありますので、この時の技術を応用。予め図面を頂いていましたので、今回もほぼ縮尺に近い径の真鍮パイプを寄せ集めてハンダ付けしました。
パイプは根本からΦ3.5、Φ3.2、Φ2.8、Φ2.5の順に延長しました。
勿論素のままのパイプ内径は小さ過ぎて収まらないので、電動ドリルに適正なドリル刃を噛ませて内径を広げました。単純に繋げただけではどうしてもフレが出ますので、何度も芯を出すようにしてからハンダ付けをしました。(ポール単体の写真を撮るのを忘れていました) |
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ALED投光装置も図面を頂いていました。
当初『特に光らせなくても構わない』とのお話もありましたが、やはり目玉でもあるので、何としても電飾を仕込みたいと一念発起して極小チップLED探しから始めました。
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投光装置でLEDハウジングは縦に細長い形状で、1/43縮尺では外寸で縦12mm、横幅2.3mm、奥行2.1mm。 内寸では約10mm×約1.8mm×約1.5mm。
そのため、仕込むチップLED寸法としては約1mm×1mm程度のものが必要です。
たまたまヤフオクを見ていたら極小のものを見つけました。
1.6mm×0.8mmとの事で、早速購入しました。 届いた現物を見たら兎に角小さい!! ボールペンの先位です。
配線は0.2mm程のポリウレタン線がハンダ付けされています。 配線端末に米粒程の抵抗が付いていて、熱収縮チューブで保護されています。 |
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B実物のLEDハウジングは断面が1/4円形のアルミ押出し材で、背中に熱放散用にフィンが何枚もビッシリと成型されています。
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模型ではLEDハウジングはΦ4のプラパイプを1/4に縦に割き、背中に薄いプラ板でフィンを接着。
流石に実物のような枚数の再現が出来ませんので適当に省略しました。
最初は長物で作り、その後必要長さにカットし、両端に蓋に相当するピースを接着しました。
内側はシアノン瞬着を流し、出来るだけなだらかな反射面としました。
あとはこの反射面に極小チップLEDを入れ、シアノン瞬着で配線を埋め込みました。 |
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C実車写真中央の銀色のボックスは本来はこの中に姿勢制御用モーターが入っており、リモコンで左右首降り、仰角・俯角を変える事が出来ます。
模型の場合はその機構はオミットし、このボックス内は空洞にし、チップLEDの配線8本を纏めて伸縮ポール内へ引き込ませます。その後1mmビスで蓋を被せます。
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D写真は完成後のものですが、LEDハウジング外側のみ黒塗装後、左右2セットずつを1セットにまとめ、ポリウレタン線4本を熱収縮チューブに通して熱をかけて収縮させてました。
実車は白色のコードなのですが、模型では黒のままとしました。
その後照射面に薄い透明塩ビを接着し、仕上げに多くのドットを白抜きした自作デカール貼り。
オレンジ色のコードは0.3mmのダミーコードです。(太さのバランス的には0.5mmのものを使えば良かったかも知れません) |
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E伸縮ポールはメタルプライマー塗布後、タミヤ・シルバーリーフを吹付。
ポール内にはポリウレタン線を8本通しますが、絶縁用ゴムチューブを被せてからポールに入れました。 |
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(8)伸縮ポールの取付け方法
@ポールとリヤーボディーへの取付け方法については一寸悩みました。
なにせポール全体は結構背が高く、直接ボディー屋根部に取り付けるとその後の車体の工作や通電テスト等が面倒になります。そのため、床板の上にやぐらを建て、そこにポールを設ける事としました。
やぐら上面はボディー屋根と面一の高さとし、屋根はLED投光装置が充分楽に通るだけの角穴を開けました。こうすればシャシー側に伸縮ポールを取付けたままで通電テストも可能ですし、ボディーの細々したディテール工作時もポールを気遣う心配もありません。 |
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A又、やぐらへポールを立てる際も、単に丸穴開けてズボットと差込んで接着すると配線通しが厄介であり、その後のポールの向き調整が出来なくなります。
そこでやぐら上面にはΩ状の切欠きを設け、やぐら中段に半割丸穴のポール受けを設けました。受け部には同じく半割丸穴形状の押さえ具を1mmビス2本で取付け、ポールを締付けて固定しました。 |
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(9)電源給電方法
@今回は展示台下面に単三電池2本とON/OFFスイッチを取付け、車両固定用3mmビスにて電源を車両に送り、チップLEDを点灯させるようにしました。
床板上に配線中間コネクターを入れてポールとの切り離しが可能なようにしました。 |
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A排熱用通気口
LEDには抵抗が付いています。この抵抗から多少なりとも熱が発生するのではないかと思い、排熱用通気口を考えました。
展示用台座、床板には大きな丸穴や角穴を開け、やぐら上部の機器収納箱側面に通気ルーバーを開けました。
又車両屋根上の備品収納箱にも屋根上フェンス側の目立たない向きにも通気ルーバーを設けてあります。勿論、収納箱が載る屋根板部にも角穴を開けてあります。
一番最後に被せる透明展示ケースの2ヶ所にも8mm程度の丸穴通気口を開けてあります。 |
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(10)リヤーボディーの追加工作
@屋根上フェンスについては赤色フラッシュライト等を埋め込むため、1mmプラ板に角穴を開け そこを囲うように窪みを作りました。
フェンスは垂直ではなく、内側にすこし傾斜させます。そのため上記窪みも傾斜を付けます。
その後周囲に1mm角棒を接着して上下の辺を斜めにヤスり、取付け時に傾斜が出るようにします。車両左側フェンスは中間で前後2分割になりますが、傾斜角度を合わせるため1本もので作り、屋根上に接着後エッチングソーで切断します。 |
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A側面・後面のディテール工作
シャッター上に帯板を貼り付けたり、シャッター下のステップ兼用蓋のハンドルや、止め金具等の細々したものはプラ帯板を接着としました。
シャッター下端の上下開閉ハンドルは1mm帯板に長めに凹凸を掘ったものを1.2mm程度にブツブツとカットして中央に0.5mm洋白線でプッシュ金具を表現し、塗装後一番最後に取付けました。(ボディー塗装前の写真撮影は忘れてました。) |
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(11)キャブ・ボディーの基本塗装
@塗装はまず先にタミヤ缶スプレーのファインサフェーサー・グレーを吹付け、軽くペーパーを当てて下地を作りました。
その後タミヤ缶スプレーのTS−49ブライトレッドを吹付ました。
キャブ・ボディー共細かい凹凸があったため下地の平滑処理がやり難く、かなりユズ肌になってしまいました。
Aキャブハイルーフパーツはサフェーサー吹き後、前面左右のフラッシュライト部のスジ彫りを施してからブライトレッドを吹きました。この後マスキングしてシルバー→クリアレッド塗装。 |
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(12)キャブ・ボディーのディテール塗装
@ダブルキャブの窓枠はマスキングして艶消し黒をエアーブラシ塗装。 キャブフラッシャーランプはシルバー塗装後クリアオレンジ吹付け。
キャブハイルーフの前面フラッシュ部もシルバー塗装後クリアーレッド吹付け。
ボディーの各種金具類はマスキングの上、クレオスのSM206スーパークロームシルバー2を吹付け。 |
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(13)屋根上アルミ縞板の表現
前回の移動中継車の時は外注したアルミエッチング縞板を使いましたが、今回はアオシマの1/32用の縞板シールを用いました。
ボディーを塗装後切り出したシールを慎重に貼りましたが、やはり大面積部はどうしても気泡が入り込み易く、貼り込み作業は気を抜けません。屋根上の各種備品収納箱の上やリヤーバンパー、各部ステップ部にもこの縞板シールを貼りました。
この縞板シールは手軽にアルミ縞板が表現出来ますが、上記のように気泡が入り易く、又ピンセットで摘まんだ所が少しめくれて光の反射で目立つ事もあるようです。 |
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(14)後面ハシゴ、屋根上手摺
0.6mmの洋白線をハンダ付けして製作。ボディーに慎重に脚の位置を写し取って穴開けして裏から瞬着で接着しました。 |
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(15)展示用透明ケース、台座の製作
@透明ケースはタミヤの1.7mm透明プラ板(B4サイズ)を使いました。
箱組みは細い注射器を使い、流し込み接着剤を慎重にコーナー部に流して製作しました。 ケース端面に排熱用通気口を2個穴開けしました。
A台座上面はタミヤ1.2mmプラ板に5mmプラ角棒を接着。 その下の段はホームセンターで見つけた白色塩ビの12mm合板用長尺コの字部材。
これらの他に塩ビL材等々を組合せて製作。 裏面にはタミヤの単3電池ボックス・2本用をねじ止めしました。
又、台座の右側面コグチにON/OFFスイッチを取り付けました。
スイッチからの電源コードは台座裏の車両固定用の3mmビスに接続させて、車両内部に通電。
スイッチは台座から少し飛び出ていて操作性は良いのですが、逆に何か物に当たって思わぬ時に突然OFFになったりする事も考えられ、やはり無理してでもコグチに埋め込むべきでした。
B透明ケースは台座上段端面にM2皿ビス・4ヶ所で固定しました。 |
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(16)ダブルキャブの小物
・キャブ内のインテリアはネタ車のものを流用し、キャブ背面のビス穴位置を変えずに床板を延長しました。後部シートはプラ厚板で作成。
・ハイルーフ用のパーツはキャブ内部からM1.4ビス止め。
・ダブルキャブドア下のステップはプラ材加工。
・後部ドアの窓ガラスは0.5mmの透明塩ビ。
・後部ドアハンドルもプラ材を加工し、取付け時の足として真鍮線を差し込み、ドア側に穴開けして接着。
・ネタ車には左右のバックミラーが無かったので、自作しました。ステーは0.6mm洋白線を曲げ、ミラー本体はプラ板を加工。丸いアンダーミラーはコトブキヤの別売パーツを改造し、鏡面をエポキシで盛り上げました。 |
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・キャブ正面のグリルは予め取外しておきましたが、実車では割とメッキグリルが多いのでメッキ
シールを貼り込みました。
・実車はグリル中央の楕円の日野のHマークも外して消防のマークを付けています。PCでマークのデータを作成し、アルプスのMDプリンターのフラッシュゴールドでクリアデカールに印刷。
Hマーク部には楕円状の薄いプラ板を黒く塗装して接着。その上に消防マークを貼りました。(少し立体感が不足しました)
・フロントバンパーのヘッドライトレンズも外し、反射鏡部にメタルシールを貼り込み。レンズの足はカットして磨き、タミヤのクラフトボンドで接着しました。 |
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(17)完成 ・上記の他に細々した部分に手を入れて、漸く完成となりました。
8月の始めにオファーを頂き、お盆・夏休み後に図面作成開始して、実際の製作開始は9月になってからでした。
10月下旬に無事にクライアントに手渡しする事が出来ました。 |
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・クライアントも今後アチコチ自社製品の展示会等で飾ると言う事で、移動時のために専用の収容の箱を作りました。
また、その箱を入れる手提げバッグも用意しました。 |