11.カメラによる写りの違い

 

私の手持ちのカメラの中から四つを選んで模型を撮ってみましょう。 撮影は同じ日に同じ条件で行いました。
まずはチラシ特価16,800円のFUJI FinePixA800(2007年発売、購入も2007年)

旅行の時などに気軽に持ち歩きたいと思って買った、スタンダードなカメラです。

このような安いコンデジは自分で絞りをコントロールできません。そのためマクロで模型を撮った場合、ピントの合うポイントの前後がぼけるのは前のページで説明した通りです。

この写真、ピントの中心は左 ドアミラーに合わせていますが特に後ろがぼけています。リアスポイラーを見るとそれがわかるでしょう。

色もあんまり出ていなくて、あまり面白い写真ではないです。

次はニコン COOLPIX5000(2002年発売モデル、購入は2008年で格安中古。絞り調節は付いていますが 後述のFUJI FinePix4900Zほどではないので、やはり 前後のピントが甘くなっています。

また、どうにも困ったのが色の調整。ウインカーの色をご覧下さい。オレンジになってません。これでは使えません。

 

3番目はFUJI FinePix4900Zです。2000年秋発売の古いモデルで、定価は128,000円となかなか。

2002年ごろカメラマニアの友人から超〜格安で譲ってもらい、その後二回買い直して愛用しています(※)。

※二回目、三回目はヤフオクでは三千円程度で買えました。

ニコン COOLPIX5000と比べ、ピントは全域に渡ってかなりしっかりと合っています。

表現力もこれまでの2つより上ですね。

とても気に入ったカメラで、今でも工作過程の撮影はこれです。

そして最後が一眼レフカメラの、オリンパスE-620(2009年発売、購入は2010年。レンズは2013年に中古で 購入)
その表現力はこちら・・・。

それまで良いと思ってたFinePix4900Zよりもさらに上を行っているような気がします。

模型を撮影することのみを前提に「ふさわしいカメラ」を考えます。私の場合、優先順位はこうなります。

1.十分絞れること・・・接写した場合、手前から奥までなるべくピントが合うため

2.色再現性が良いこと・・・微妙なボディーカラーを表現できる

3.接写がきくこと・・・特にホームページやブログを持っている人の場合、細かい工作部分を写すのに必要

早い話、値段の高いカメラにはその条件を満たすものが多くなるわけですが、誰もがカメラに10万円、20万円を投資できるわけではありません。そういう時には高級カメラを中古で買うのも選択肢の一つだと思いますよ。