一日だけの世界一?(前編) |
98年10月、電動士はTAMIYA主催のワールドチャンピオン決定戦に出場し、「大変な思い」をして帰ってきました。 |
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では時間を追って、出来事を記録して行きましょう。タミヤグランプリを目指すあなたにもきっと役に立つ情報があるはず・・・。 |
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初 日 | |
移動で精力を使い果たし・・・ | |
木曜夜〜金曜朝にかけ私達(他のクラスの代表選手 丸山保君、及び応援者加藤純一君の計3人)は移動しました。乗っていったのは二人の勤める会社が "バブリーなときに" 買ったという、自重4トンのFORDキャンピングカーです。トイレ、シャワー、冷凍冷蔵庫、そして電子レンジまである豪華な車ですが、 |
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公式練習は今一つ | |
公式練習は金曜朝9時からスタート。作業机の場所はすでに指定されており、他の選手に挨拶してから準備開始。30分単位で自分の練習の番が回ってくる忙しさです。走ってはタイヤやダンパーを変え、こつこつとセッティングをして行きます。 |
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その夜の大事件・・ 何! 自宅に車が突っ込んだ? | |
その夜は疲れていることもあって、タイヤだけ組んだら早く寝ようと10時には床につきました。しかし家からとんでもない電話がかかってきて、たたき起こされました! |
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奥さん | 「あのね、ついさっきそこの交差点で事故があって車が家につっこんだのよ。幸い怪我人はいないんだけど。近所の人が大勢出てきて、今家の回りが大騒ぎになってるの。」 |
私 | 「交差点と家とは離れているだろう。どうして家にぶつかるのさ。」 |
奥さん | 「ぶつけられた車はくるっと回って止まったんだけどね。ドライバーが気が動転していたらしく、またアクセル踏んでバックでぶつかったみたい。それでね、壁とお風呂が壊れたのよ。
近所の人に”こんな大事なときに旦那さんはどうした!”って言われたんだけど、まさかラジコン大会に行ってますとも言えないんで、”日曜いっぱいまで出張で……”ってことにしてあるの。 あなた、明日帰って来れない?」 |
私 | 「う……、そりゃ無理だ。足もないし。 直してもらえばいいんだろ。とにかく俺は眠い。何とかうまくやってくれよ。」
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