タメオ ティレルP34の制作 その2 エンジンと足回りの制作

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(2023/06/22)

前回の更新から二週間以上空いてしまいました。

工作室の片付けは終わったんですが、その気になっている今がチャンスと思い、二階の元子供部屋や一階の和室も片付けながら要らないものの断捨離を続けてい たんです。

まずは元子供部屋ですが、家具類をほぼ撤去した後、奥さんの部屋を占拠していたオーディオ機器を移動してこんな感じに。

ついでにいくつかの古い機器は処分しました。アンプなんかはベストの一台があればいいし。

レーザーディスクの機械やディスク自体も捨てようかと思いましたが、やっぱりもったいなくて今回は保留にしました。

レーザーディスクはDVDやネット動画に比べて画質も落ちるし、今さら持っていても意味ないんですけどね。

 
和室の方にも余計なものがいくつか置いてあったので移動したり処分したり・・・。

これでいつでもお客さんを通せます。

ただしこのあたりにプラモの在庫が隠れています。

隠し場所は他にもあるので、本当に作りたいもの以外は極力処分していきたいですね。

工作室のエアコンも新調しました。

それまで使っていたものはこの家を建てる前にアパートで使っていた”クーラー”!

型番をググっても情報が出ないほど古いもので、おそらく30年近く前のもの。

エネルギー消費効率(COPとかAPF)を見てみたら今回買ったものは倍くらい良くなっています。

これで夏になっても快適に工作ができることでしょう。

というわけでタイレルの工作に復帰です。

シートベルトはエッチングパーツが入っていましたが、これを焼き鈍して曲げながら接着しても上手く行かないだろうと思い、おゆまるとパテで複製を作りました。

半分硬化した状態でシートに押し付け、完全に固まってから 外して仕上げます。

とは言ってもとても薄いので、工作中に何度か折れてしまい難儀しました。

こんな感じです。

まあいいいか。

エンジンや足回りのパーツは繊細で数も多く、全て塗装してから接着するとガタガタになったり汚くなったりするだろうと考え、一部は接着 やハンダ付けを済ませてから筆塗り塗装することにしました。
こんな感じ。
徐々にパーツが揃ってきましたが、これでも一部です。
エンジンの燃料パイプとプラグコード、1/43ですから無理に作らなくてもいいかなと思ったんですが、やっぱりやることにします。

燃料パイプは釣り糸です。これでもまだ太めに見えますね。

プラグコードは伸ばしランナー。

とは言ってもタミヤの1/12キットによく使われているソフトプラ素材のランナーです。

曲げても折れないので。

こんな風になりました。

やっぱりアラが気になりますが、1/43ですから・・・。

フロント部分はこんな感じ。

ディスクローターはエッチングパーツだったのでヘアラインを入れましたが、真鍮色が気になったので、クリアーブラックを吹きました。

組んでみました。

とても繊細です。この作業をした後は結構目がボーッとします。

ちなみにタイヤをはめるとディスクローターはほぼ見えなくなります。

無駄に細かい。

ボディー色はこんな感じ。

実物よりかなり明るく、色味も若干紫方向に振られているはずです。

そうした理由ですが、小さいキットなのでスケールエフェクト的には1/20や1/12に比べて明るめにした方が良いだろうと考えたこと、また青黒っぽいと完成時にゴキブリにしか見えないんじゃないかと思ったことが理由です。

 

(2023/06/25)

工作室を整理して工具や塗料の置き場所も見直したせいか、前よりも無駄な動きが減って作業効率が上がったような気がするのは私だけでしょうか。

 

さてタイヤですが、ここにはグッドイヤーのデカールを貼らなくてはなりません。

そのデカール、印刷はとてもいい感じなんですが、ちょっと固い。

しかもタイヤ側面は膨らんでいるので、マークソフターを使って柔らかくするとともに、貼り付け後はクリアーを吹いて密着させました。

シルバリングの兆候もないし、上手く行った。
リアもこうです。
ボディーにもデカールを貼りました。

一気にタイレルっぽくなってきましたね。

黄色い帯の部分はかなりマークソフターのお世話になりました。

 

エンジンもほぼ完成。
あちこち辻褄が合わなくて苦労しましたが、まあまあいい感じ。

こうやって見ると、コード類を追加して良かったな。

写真を撮ってみると肉眼ではわからなかったアラが何箇所かあります。そこは修正します。

(肉眼でわからないならいいじゃないかと言ったら身も蓋もないんですが)

今回のタイレルP34、フルディテールではないものの、細かいパーツが多くて正直しんどい。

でも手を抜くとたちどころに仕上げに響いてくる緊張感は独特。ホント勉強になります。

 

タメオ ティレルP34の制作 その2 エンジンと足回りの制作

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