TOP SECRET S15シルビア その3 シャーシや内装

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ボディーにクリアーを吹いてじっくり乾燥させている間にシャーシ周りに作業を移します。

シャーシ本体はマスキングを一切使わないエアブラシ仕上げ。境界が甘くなっちゃいますけど、ぱっと目にはそれなりに見えますし、何よりもものすごく短い時間(30分くらい)でできるのがメリット。

手持ちのエアブラシで一番細いのは0.3mmなので、今度0.2mmを手に入れれば、もっとちゃんとした塗装ができるんじゃないかと思います。

今回少し力を入れようと思ったのはディスクブレーキ。

キットはこのようになっていて、そのままですと塗装だけで仕上げることになりますが、特にローター面の実感が今一つになるでしょう。

エッチングパーツなどを貼るキットもありますが、パッドに挟まれながら回ることによる傷と言うか独特の輝きはあれでも再現できない。

そこでまずキャリパーボディーの部分を切り取り。
続いてミラーシールを・・・、
このようにリューターにくっつけて回しながら紙やすりを当てて傷をつけます。
真ん中をくり抜いてディスク面に貼り・・・、
外側を整えてこんな感じです。
実際はタイヤの中に入っちゃいますから、この効果はわずかなものですけど、やってよかったかな。
本体に組み込んでみます。
スプリングを黄色く塗りましたが、覗きこまないと見えませんね。
リアです。
続いてシートですが、こんな感じにしました。
四点式シートベルトの本来の機能を発揮するにはベルトをもっと後ろの方に張る必要があるので、市販車に取り付ける場合は例えばリアシートのバックルにつなぐこともあるようですが、そうなるとリアシートに人が座れません。

そのためこんな取り付けをするケースもあるみたいです。

いずれにせよ公道で四点式は使えませんし、もし使うとしても安全のためにはヘルメット装着などが必須だと思いますので、市販車において四点式はファッションのようなものだと思ってます。

 

 

室内はこんな感じ。

特別のことはしていませんが、今回はドアが開くので、普段よりはちょっと丁寧に作業しました。

細かいところにもう少し手を入れるかもしれませんが、室内はほぼこれで完成。
・・・と思ったが、ドアがオープンになるからには、やっぱりフロアマットも要るよねと思い、パテで制作。
他の素材で作る方が簡単だけど、ドライバー足元の膨らみ形状の再現はパテが一番「らしく」なりそうなので。
続いてエクセルでパターンを描画。
インクジェット用ミラクルデカールに縮小印刷します。
拡大するとこんな感じです。
できたデカールを貼る時は、切り口からインクがにじむことも想定に入れ、やや大きめにカットして作業します。
乾燥したら要らない部分を切り取って仕上げて行きます。
乗せてみました。
ああ、この方がずっといいです。
ボディーをかぶせてみます。
ここまで来ると、後はボディーの研ぎ出しから仕上げまで一気に進めそう。

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