大滝「たかちゃんマン」2台の制作 その2 ボディー塗装

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塗装に入ります。

スカイラインの方は濃い目のメタリックブルーで高級感狙い。

こういう所は、あらかじめメタルシールを貼っておき、塗装後に出っ張った部分のみ塗料をふき取りました。
ソアラの方はイメージカラーをベースに「ちょい派手」方向に持って行きたかったので、色々とトライ。
上はこうしてから・・・、
ツートンにしました。

スポイラーがわざとらしい形ですが、ボディーと同色にしたので、そんなに変な感じはしないかな。

なお、文字の刻印がスカイラインほどしっかり出ていなかったので、こちらは手書きです。

続いてグリル類を作ります。

こちらはスカイライン。

メタルシールを貼り込んだりマスキングしたりが結構大変。
結構スカイラインっぽく見える気がします。
続いてソアラ。

細かい説明は省きますが、あちこち辻褄が合わず、こちらも苦労しました。

さて、こんな風に仕上がったソアラですが、何か気に入らない。
まずはこの色自体。

初代ソアラの代表的なツートーンカラーをベースに、走り屋風にアレンジしてみたんですが、やっぱり品がないというか・・・。

また塗装の仕上がり自体もよろしくなくて、ちょっと人前に出すには恥ずかしい。
そこでやり直そうと思います。

塗装を剥がすには、今まではMr.カラーのうすめ液を使っていましたが、今回はこっちを試してみます。

成分はIPAです。
まずは昔々試し塗りに使ったジャンクボディーを使って様子見ですが、浸け込んでみたものの三日たっても剥がれていく様子がない。

調べてみると、

・状況によってはそういうこともある
(早いと数時間だが、遅いと数か月!の場合もあるとか)

・温度が低いと剥がれが悪い
(今は冬)

らしいです。

と言うことは、温度を上げれば剥離が加速するはず。

そこでいつも塗装の乾燥に使っている「乾燥くん2号」に容器を入れます。

ちなみに右の写真は2006年にセリカLBを作った時のもの。

中にはこれが入っています。
容器をほんのり温めたら、二日くらいしたらこんな風になってきた。
こすってみたら、何とかなる感じ。

やっぱり温度は大事みたいです。

ただこのヒーター、買ってから12年か・・・。どこか悪いわけではありませんが、万一漏電でもすれば怖いので新調することにします。

入れてみたら、ちょっと小さい・・・。

サイズを確認して買ったんですが、表示サイズは白い「モフモフ」込みだったようです。

まあいいか。

本番は容器を変えました。

前のものはどっぷり浸けるには大きすぎて、IPAがもったいないので・・・。

二日経ったらこんな感じ。

冷たかった時よりも、剥離は加速されているような感じがします。

そして数日経ってから歯ブラシでゴシゴシしてみたのが右の写真。

ずいぶん取れたように見えますが、完全にはほど遠い。サフが残っちゃうんですね。

もう何日か浸けておけば良いのかもしれませんが、待てないのでシンナー風呂(※)に入れ直します。

※ Mr.カラーのうすめ液

そうしたらあっという間にきれいになりました。

シンナー風呂はプラ素材に悪さすることもあるので、なるべく短時間で済ませたいもの。

「IPA」と「Mr.カラーのうすめ液」はもしかしたら上手い組み合わせかもしれません。

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