ROSSO カルソニック・スカイラインGT-Rの制作 その4 エンジンの仕上げなど

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(2020/11/20)

エンジンの方を片付けてしまいます。

まずは本体。アクセルリンケージやプラグコードなどもそれっぽくでっち上げました。

ラジエターやタワーバーを接着。
残った補機類を取り付け。

もっと作り込みたい気持ちもあるけど、このあたりで許してやる。

 

ボディーをかぶせてみます。

 

これらの作業に大体一週間かかりましたが、とても辛かったです。

理由はもちろん小さいから。

パーツを接着したりパイピングを行う際、目ではよくわからないので手の感触で作業する場合もありました。

ただこの写真では小ささが良く伝わらないので・・・、

”これみよがし”にペットボトルのキャップを横に置いてみました。

(今まではマッチ棒を使っていましたが、もしかしたら若い人はマッチ棒を見たことないかもしれないと思って)

ではボディーに戻りましょうと、デカールを貼った上にクリアーを軽く吹いてみたらこうなりました・・・泣きそうです。
上はボンネット、右は屋根です。ドア のゼッケンも同じような感じ。

原因について考えてみました。

・ひび割れたのは黒いゼッケンナンバーのみ

・ここはまず白いデカールを貼った上に数字を重ねる手順

・そもそもこのデカールが作られたのは30年近く前

であることから、原因は何となく推定できます。

 

 

何れにせよここは手直ししなければなりません。塗装でタッチアップします。
まだ作業途中ですが、力技で何とかします。
 
(2020/11/28)

ゼッケンのひび割れ、何とか抑え込みました。

こうやって拡大するとアラが見えますが、肉眼ではほとんど気になりません。

それにしても今回の工作での最大の失敗がここ。1/43に限ったことではありませんが、古いキットのデカール貼りは鬼門。同じことを繰り返さない方法の確立は大事ですね。

まあウレタンクリアーにすればその危険性はかなり回避できると思うんですが、あれはあんまり好きじゃないので。

内装を仕上げます。

ペダルは適当に自作しました。

ハンドルの中央のスポークの部分、 ここにはクレオスの黒鉄色を塗ったのですが、ちょっと粒子が目立ちます。

1/24ではあまり気にならないけど1/43ですから。

次に1/43を作る時はこういう所にも気を遣っていきたいですね。

次は足回りの仕上げです。

右はフジミのアクシアの箱絵ですが、タイヤにかなりのネガティブキャンバーがついているのがわかります。

目的はもちろんコーナーリング性能の向上。

またボンネットとフェンダーの間のスキマが広くなっていますが、これもレギュレーションの範囲の中で少しでもトレッドを広げるためです。

キットや先日買ったミニカーではタイヤは垂直だったので、ここで少し差をつけようと思います。

タイヤがつま先立ちになってはかっこ悪いのでちょっといじって・・・、
・・・やりすぎました。
ネガキャンどころか鬼キャンになってしまった。
修正しました。このあたりが落としどころかな。
こちらはミニカーです。

てなわけで、かなり完成に近づいてきました。
(2021/1/1)

一ヶ月ほど別の1/43に浮気していましたが、あちらに一定の目途がついたので、スカイラインの戻ります。

キルスイッチは洋白板をはんだ付けしたり真鍮パイプを加工したりして適当に自作。

 

ウインドウパーツはデカールを貼った後、クリアーをかけて研ぎ出し。
細かいパーツをつけたりアンテナを自作して、ボディーほぼ完成。
シャーシの方は出来てますから、あとは全体をチェックした後、ボディーと合体させて細かいパーツを取り付ければ完成です。

1/43をまともに作るのは初めてで、勝手が違う所も多々ありましたが、これは「プラモデル」なのでまあ何とかなりました。

1/43は普通レジンやホワイトメタルでできています。そっちには未知のコツやノウハウがたくさんあると思うので、もう何台かは作ってみたい。

1/43はたくさん作っても置き場所に困らないし。

 

完成写真はこちらです。

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