ボディーの研ぎ出しに入って行きます。
デカールの多い痛車の場合(時には二段重ねもある)、その段差を極力少なくするため、クリアーは厚めに吹いてしまいがちですが、そうすると仕上がりがぼてっとなるような気がして、今回はクリアーを比較的控えめに吹いてみました。
それでもこのあたりはまあ上手く行った方。
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こっちも合格レベル。
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このあたりは、写真じゃよくわかりませんが今ひとつ。
もう少しクリアーを重ねた方が良かったかな。
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こういうところはシャープさとは無縁ですので、ややたっぷりとクリアーを吹いてます。
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その分、良い仕上がりです。
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研ぎ出しが終わったら窓枠に半艶消しクリアーを吹きます。
こうやって見るとまだ艶が目立つような気もしますが・・・、
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マスキングテープを剥がすと、その差は歴然です。
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お立ち台の上は艶消しにしました。
ジャンプして着地したマミが滑って転ばないように・・・。
艶消しにするとデカールの段差は全く気にならなくなります。ハッチと比較してください。
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ハッチも艶消しにしてこの部分終了。
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ハッチは開閉式にするつもりでしたので、このように洋白線を差し込みます。お立ち台の裏にもパイプが接着してあり、そこを通すんです。
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ところがハッチが閉まらない・・・。
塗装の厚さが原因だってことはわかっています。ある程度余裕は持たせていたつもりでしたが、甘かったです。
おまけに色々いじっているうちに、お立ち台の中のパイプが外れてしまいました。
まともに直すとなるとお立ち台の裏側に大穴を開けなくてはなりません。
さあ困ったな、これは開いたまま接着するしかないかなと思いましたが・・・、
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やはりこの部分はパカパカ開閉しなくては面白くない。
ハッチの裏側を薄く削ったり色々し、何とかちゃんと開閉できるようにしました。
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修正にかなり時間がかかりましたが、あきらめないで良かったよ。
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後は小物類を仕上げていくだけ、長かった今回の工作も終了です。
完成品はこちら。
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