|  年度末は定年になった人の送別会や諸々の用事があったり、新購入のデジタル一眼で遊んだりしていましたので、模型は今ひとつ進んでいません。 今日の更新は少しですけど許してね。 代わりに3月30日に新デジカメで撮った月の写真など。 今回はダブルズームキットを買ったのですが、長い方のレンズは焦点距離300mm相当。それで目いっぱいズームするとこうなります。
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        |  真ん中の部分だけ切り抜いて等倍にするとこうなる。意外と良く写るものですね。 また、撮影していて「なるほど」と思ったのは月が意外に早く動いていること。ファインダーの中心に月を置いて、その後ちょっと別のことをした後にファインダーを覗くと、月が中心から外れているんですね。   月の視直径は0.5度程度なので、私の計算が間違っていなければ、月は2分で一つ分横にスライドすることになります。
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        |  ちなみにこちらは以前、フジのファインピックスS9100で撮ったもの。最大ズーム時の焦点距離はやはり300mmです。 これがカメラの実力の差か・・・。 ただ、模型を撮ってネットに出すことを考えた場合、リサイズによってこの差はあまり意味がなくなってしまいます。 デジタル一眼は嬉しいマシンですけど、持っていないからと言って決定的に不利になることはないと強調しておきますね。   ちなみに今年は一ヶ月の間に二満月が来る月が二度(1月と3月)あるという珍しい年だそうです。各月の二回目の満月を「ブルームーン」と言い、見ると幸せになるそうです。 もし忙しくて本物を見逃した人がいたら、せめてこの写真で少し幸せになってください。   | 
      
        |  塗装前の下準備はまだ続きます。 前回、バンパーをボディーに接着しましたが、一部かなりのスキマがあります。
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        |  レンズカバーで隠れるのかなと思ったけど、そうも行かないようです。 | 
      
        |  こういう時はパテを使います。 写真はタミヤのエポキシパテ(通称エポパテ)。色違いのパテが入っていますから、これを同じ長さだけ切って練り合わせると数時間で固まる仕組みです。 パテにはこの他主剤に硬化剤を混ぜる「ポリエステルパテ(通称ポリパテ)」もあります。あちらはあちらで使い道があるのですが、少しの穴埋めでしたらエポパテの方が手軽でしょう。
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        |  このように埋め込んで、数時間したら紙やすりなどで形を整えます。 | 
      
        |  側面のウインドウとボディーはかなりぴたっとはまります。 これは逆に危険です。ボディーを塗装した後に塗料の厚みが悪さして、逆にはまらなくなる恐れがあるからです。
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        |  これは以前にレビンのページでお見せしたものですが、このような方法でややスキマを広げることで後のトラブルを防げます。 | 
      
        |  外はめのリアウインドウは残念ながらボディーにぴったりフィットしませんでしたが、やや複雑な形状のパーツには良くあることです。 パーティングラインなどの影響もあって設計どおりに作られていない場合もありますので、本来あるべき形はこうかな?とイメージしながら調整していきましょう。 また、クリアーパーツの表面のうねりが気になるときは、躊躇せずサンドペーパーをかけてしまいます。この後、目の細かいサンドペーパーやコンパウンドを使えば、表面の美しさは元通りかそれ以上になります。
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        |  このあたりも確認しておきます。 我慢できないずれなどがあった場合は、どちらかのパーツを削ったりする必要があるからです。 幸いこのキットに大きな不具合はありませんでした。
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        |  フロント側のクリアパーツは正面・側面が一体となっていましたが、ボディーに当ててみてスキマが目立つ場合は、このようにカットすることで調整しやすくなります。 | 
      
        |  これはタミヤの「薄刃クラフトのこ」です。こういう工具を持っていなくても他の方法でカットはできますが、あると作業が早いし失敗も少なくなります。 | 
      
        | クリアパーツの確認や加工はなかなか面倒です。できればやらないに越したことはありませんし、ほとんど何もしないでOKのキットもあります。 でも、もしぴったり行かなかった場合は完成度がぐっと下がってしまうので、クリアパーツはどんなキットでも塗装前に一通り確認することをお薦めします。  
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        |  メーカーごとのクリアパーツの扱いですが、アオシマのキットは総じてボディーとの段差が目立つものが多いですね。 右の場合はそれが良くわかります。 | 
      
        |  タミヤはこの段差を極力少なくしようとしているものが多いです。 ここが完成後の「本物らしさ」に影響してくると思ってます。 | 
      
        |  こちらはフジミのF40。 | 
      
        |  そしてタミヤのF40です。 この差は技術云々というよりも、模型に対する思想の差だと思うしかないですね。 | 
      
        |  こんなことをしながら一つ一つのパーツを確認していくと、気づいたらもうすでに全体の2/3ほどの部品はランナーから取り外してしまっています。残っているのは内装、マフラー、ワイパー、バックミラーくらいです。 パーツをどんどん外していくと紛失のリスクも大きくなりますが、今の段階でやるべき加工はちゃんとやっていた方が、後々のトラブルを防げると思いますよ。   | 
      
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