痛車 その3 窓枠の仕上げ

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ボディーは白を塗って、その上にホワイトパールを吹いてみました。

ただの好みです。

窓枠はこの段階で塗ることにしました。

デカールを貼って、クリアーをかけて最後に塗る方法もありますが、そうするとデカールがマスキングテープに持って行かれる恐れがあるからです。

今回はエアブラシですから、ちゃんとマスキングすれば境界のはみ出しなどはあまり気を使わなくても良いのが嬉しい。
きっちりと仕上ることにのみ注力します。
窓枠の一部にメタルシールを貼ります。
メッキ調塗装という選択もありますが、この後デカールを貼る作業があることを考えると、今回それはありえないと考えました。

 

作業手順です。

○窓枠にマスキングテープをべたっと貼り、
○凹みに沿ってボールペンで線を引き、
○テープを剥がして薄いプラ板に貼り付け、
○ハサミで切り抜きます。

○これと同じものをもう一枚作り、
○ハサミで幅1ミリ程度カットし、
○二枚重ねながら、紙やすりなどでラインを整えます。
○メタルシールを切り抜きます。
○貼ります。

「専用の定規を作るなんて、手間かけすぎじゃね?」と思われるかもしれませんが、時間的にも工程的にもそれほど面倒な作業じゃありません。

幅1ミリ程度のラインなら真っ直ぐ切って曲げながら貼ってもなんとかなるのでしょうが、シワやひび割れなどの可能性を考えると、この方がむしろ近道かもしれません。

 

貼り終りました。

今回はメタルシールを貼る面をあまりきれいに仕上ていなかったので、クロームの面が今ひとつ滑らかでない・・・(写真ではあまりわからないと思いますが)。

ただ、今回はこの後デカール貼りまくりになりますので、その影響でモールの仕上げはあまり気にならなくなると思ってます。

今回はあくまでもスピード優先。

なお、メタルシールの外周には、墨入れをして輪郭を引き立たせています。

また、ドアのチリなどへの墨入れは、白ボディーにしてはいつもよりやや濃い目のグレー。

この後デカールを貼った時に負けないようにと思ってのことです。

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