マセラティ3500GT その 3 窓枠工作

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ボディー塗装の前にサイドウインドウの工作をします。

写真はキットのものですが、ボディーの屋根のラインをちょっといじっちゃったんで、これはもう使えません。

そこでプラ板で作り、窓枠はメタルシールとか塗装の塗り分けとか色々したんですが、どうにも上手くいきません。

何か妙に目立っちゃうんですよね。

そこで0.4ミリの洋白線をはんだ付けして窓枠を作り、その後 表と裏を削ってこんなバーツを作りました。
はめてみるとこんな感じ。

光ってるんだけどあまり目立たないって”落としどころ”が好きです。

ちなみにボディー色は、一見ブラックとも見えるくらい濃いパールブルーにしました。

色が濃い方がドアやエンジンカバーの隙間が目立たないだろうという軟弱な理由からです。

このキットにはデカールが入ってい ませんでした。説明書にも貼る場所の指定はないし、どうも最初からそうみたいです。

となると最低限のエンブレムやロゴは自分で何とかしなくてはいけません。

困るのはロゴがクロームだってこと。困った時はアルプスのプリンタを持っているSHUN1/24さんに頼むこともあるのですが、普通のインクジェットプリンタで出来るようになったらいいなあと思い、新たな技法に挑戦することにします。

 

まずはロゴを作ります。

それからいつもの「ミラクルデカール」に黒で印刷するわけですが・・・、
インクが乾かないうちにメタリックパウダー をそっとのせるのが今回開発した新しい技法です。
そのメタリックパウダーですけど、その手の商品は今も色々と出ているかもしれませんが、私は古い在庫のこれを使いました。
良く覚えていないんだけど、六角ビンに「プラカラー」って書いてあるところを見ると、昔懐かしいマルサンの「プラシャイン」かもしれません。
インクが乾いたらこんな感じになりました。
ちょっと角度を変えて撮るとこんな感じ。

十分銀色になってます。

貼ってみたらこうなりました。

正直言って細切りのミラクルデカールを貼る作業は結構難易度高いんですが、何とか使える感じです。

このあたりで仮組みしてみましたが、ここで「ありゃりゃ」と思ったのが、ドアからリアフェンダーにかけてのラインが滑らかにつながっていないこと。

 ここはもうちょっとしっかり見ておけば良かったなあと後悔しながらも、もう一回修正する元気もないし、このまま行っちゃおうかな・・・。

いや、やっぱり禍根を残しては、完成時に「宝物」にならない。

削ってタッチアップです。

濃い目のメタリックブルーですから、何とかなりました。

このあたりが精一杯ですが、やっぱりスルーしなくて良かったよ。

マセラティ3500GT その 3 窓枠工作

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