フィアット500 その6   小物の制作

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フィギュアは現在、顔を塗った後に目玉のデカールを貼って乾燥中です。

デカールが乾いたら軽くクリアーを塗って保護し、後は筆塗りで仕上げて行く予定です。

平行してボディーの塗装もやってます。2CVはやや茶色っぽく振った赤。アニメや箱絵はもう少し明るい感じですが、好みでやってます。

フィアットの方はやや白を混ぜた黄色です。

どちらも最終的には半艶消しにする予定。研ぎ出してピカピカにすることはしません。

内装もできるところからやり始めてますが、気になったのがシートのパーツ。

柔らかい素材でできていますので、塗料の乗りが悪いんですよね。

おまけにこの材質ですと、押し出しピン跡などの処理がなかなか上手く行きません。

塗装の乗りの悪さはメタルプライマーなどを塗れば何とかなると思いますが、こっちの処理はやや難儀です。ペーパーをかけるとケバケバしてしまうので・・・。

そこでパテで複製を作ることにしました。

最近良くやる手法ですが、今回は少し詳しく説明しますね。

●シートを「おゆまる」で覆います。

●冷えてから彫刻刀で分断します。

●中身を取り出します。
●エポキシパテを用意します。

ウエーブのこの軽量タイプは、固まってからの切削性が抜群なんですが、反面、強度はちょっと弱いです。

ただ、タミヤに比べてとても安いんですよね。

●エポキシパテを型に埋め込んで行きます。角などは何か棒のようなものを使ってしっかり押し込みましょう。
●パテは両方の型にはみ出さない程度に埋め込むのがコツです。

少なすぎるといけないのはもちろんですが、多すぎると厚いバリが出てしまい、形もおかしくなってしまいます。

●両方を貼り合せ、指でぎゅっと押すなどしてなじませます。
●固まったら取り出します。
●右はちょっと量が多すぎて、バリが豪勢に出てしまった例です。
●ざっくりとパーパーをかけ、サフを吹くとこんな感じ。
●こんな風にしてどんどん作って行くわけです。

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