フィアット500 その5  フィギュアの制作2

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このあたりで1回、何を作るのか整理しておきます。

●Aセット=「ルパンとクラリスの向かい合わせ(ほぼ終了)」+「園丁とカール」+「フィアット500、次元、五右衛門(フィギュア入りのキットはまだ調達していません)」

●Bセット=「シトロエン2CV、クラリス」+「フィアット500.、ルパン、次元」

です。

 

Bセットのルパンと次元は、キットのものを改造します。
キットのものは二人ともポケットに手を突っ込んでいるし、特にルパンの方はポーズがずいぶん違うので、そのあたりは何とかします。
Bセットはこんなイメージになります。
軽く組んでみて感じたのは、ルパンの表情がこれで良いかと言うこと。

 

まずキット(「旅立ち」)の箱絵の表情はこうなっていて。これはあの大塚康生先生直筆だそうです。
キットの顔はこう。

なかなか良い仕事してるナーと思いますが、私が作ろうとしているシーンは箱絵のものではないので、今ひとつなじまないような気がします。

そこで顔は自分なりに何とかすることにします。

事件に遭遇し、いきなりテンションが上がった瞬間の表情を再現したい。

まだ色々調整が必要ですが、方向性はこっちです。

フィギュアはまだ必要です。

そのためにはさらにキットが必要ですので、新たに二つ手配しました。

と言っても使うのは上のものだけです。下の方は・・・まあ”勢い”ですね、

何だかんだと言って、結局こんなにキットを集めてしまいました。

元々持っていたのは、一番上のノーマルフィアットだけ。

そして集めたキットからフィギュアをチョイスして改造して使うという「殿様モデリング」です。

普段あまりキットを買う方じゃないし、ストックも皆さんが想像するほど持っていませんから、たまにはこういうことをさせてください。

最後に調達した「さいなら」からルパンのフィギュアを取り出し・・・、
首は次元に取り替えます。
五右衛門はキットのものをそのまま使います。フィアット500の狭いリアシートにちゃんと納まるんですね。妙に感心。
と言うことで、この二つはあまり面倒なことせずに塗装に進みます。

あ、次元の手だけはちょっと不自然に感じたので、ストックのメカニックフィギュア(フジミ)のものを移植しています。

続いて2CVを運転するクラリスです。

こちらもそのまま作ろうと思いましたが、ちょっとこの運転姿勢が気に入らない。

首がやや引っ込み気味なこと(と言っても、膨らんだ袖のためにその印象が強調されてるんですが)、腕が真っ直ぐ過ぎること、そしてハンドルを持つ手の位置が好みじゃありません。

悪人に追われて必死に逃げている最中ですから、このようにのんびりとハンドルは掴んでいないんじゃないかと思うのです。
色々やって、こんな姿勢にしました。
こんな感じね。
乗せてみると、努力の跡はあんまり伝わらないけど、前よりも自然になったかな。

と言うわけで、フィギュア7体(すでに完成しているルパンとクラリス除く)の形ができました。

この後は細かいところを仕上げ、一気に塗装にかかる予定です。

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