フィアット500 その3  フィギュアの仕上げ

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フィギュアの塗装に入って行きます。

やり方については毎回試行錯誤していますが、今回は以下の通り。

○白を塗って、白目の部分をマスクして、ラッカーで肌色を塗る。

○その上からクリアーを塗って保護膜を作る。

○目や眉をエナメルで適当に描く。

○爪楊枝の先や彫刻刀の先でコリコリし、形を整える。
(削りすぎた場合は、描き直して、同様の工程を繰り返す)

 

○全体に艶消しラッカーを吹いて、エナメルも定着させる。

○タミヤの「ウェザリングマスター 赤錆」を使って、微妙に陰影をつける。

 
時間が前後しますが、実はフィギュアは各々複製を作っています。

やり方は「おゆまる」で型を取り、ウエーブの軽量エポキシパテを詰め込んで固める方法。

ものすごく原始的で安上がりですが、コツを掴めばそこそこのものはできるんですよ。

ベテランモデラーさんが良く使う「シリコーン型取り」と「レジン注入」って方法もいつかはチャレンジしてみたいのですが、あれは結構道具の準備と投資が必要そうなので、まずはこの技法をマスターしたいと思ってます。

 

 

ではなぜ複製を作ったかですが、それはクラリスの「目」にこだわりたくて・・・。

二つのキット(「さいならII情景セット」と「断崖」)にはそれぞれ目のデカールが入っています。

大きさや形がずいぶん違いますね。

一見左(「さいならII 情景セット」)の方が良くできているように見えますが、どうも大きすぎるんじゃないかと・・・。

また、右(「断崖」)の方は上のラインがちょっとイメージと違う。

 

左側を貼って・・・、 眉を描くとこうなります。
右側の方は目の玉だけ使い、 後は筆描きするとこうなる。
「安田姉妹です。早春賦、歌います」

・・・違うか。

こっちの方と・・・、
こっちの方を比べると、こっちが私にはイメージに近いような気がします。
愛犬カールと園丁のおじいさんは添え物ですから、「さいならII 情景セット」のものをそのまま使い、さっさと仕上げます。

銭形警部はこのシーンではまだ登場していないので、使いません。

後はフィアットですが、当然次元と五右衛門が必要になりますね。

そんなわけでコツコツとキットを調達中です。

(そんなことをしているうちに、別の組み合わせも作れるようになっちゃいますね)

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