フィアット500 その1  構想

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ストックのこのキットは、確か展示会仲間のKADさんの所から流れてきたもの。

在庫はなるべく優先的に作り倒したいものですね。 金かからないし。

 

部品点数は少なく、ただ作るだけだとあっという間。
そこでやっぱりこれですよ。

車を単体で作るのも良いけど、フィギュアを絡めることで世界が広がります。

でもフィギュアってすごく難しいんですよね。このところ何回かやりながら、それを痛感しています。だからもっと上手くなりたい。

ちなみに二つのキットは、いつものように行きつけのクリヤマさんで買ってきたもの。

もう絶版だけど、グンゼからは他にも色々なキット(車とルパンや次元、五右衛門、クラリスが絡んだもの)が出てました。
ちょっと前まではお店にも置いてあったのを見ているんですが、欲しい時には売り切れているんだな。

そこでお店に残っているキットの中から、1/24で使えそうなフィギュアが入っているものを選んだわけです。(思いっきり金かかってるし)

 

まずは右の方。

でっかい「断崖」が入っています。

 

フィギュアはレジン。

もしこれを使うとなると、上の方にフィアットを置いて、下を覗き込んでいる次元を作り、断崖の下の方には半壊して落下する2CVを配置すればいいわけだ。

 

・・・2CV持ってないな。次元もどうしようかな。

それに、完成させたらずいぶんでかくなってしまいそうで、展示会などに持って行くのも難儀だな。

一方こっち(「さいならII情景セット」)の方はフィアットと絡めれば、去っていくルパン一行を見送るシーンの再現に使えそう。

「ルパンめ、まんまと盗みおって」

「いいえ、あの方は何も盗らなかったわ。私のために闘ってくださったんです」

「いや、ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。・・・あなたの心です」

ってやつですね。

でもこれも次元や五右衛門のフィギュアが入っているキットを調達しないといけないな。まあそれは後で考えることにして、シーンだけは決めてしまわないと。

 

そのシーンですが、俺的には「カリオストロの城」の一番の泣かせどころはやっぱりこっち。

「私も連れて行って! 泥棒はまだできないけど、きっと覚えます。私・・・わたし・・・お願い」

「クラリス。   ・・・バカなこと言うんじゃないよ。また闇の中に戻りたいのか?(・・・中略・・・)おまえさんの人生は、これからはじまるんだぜ」

 

で、とりあえずルパンは「断崖」の方を改造することにし、クラリスは「さいならII情景セット」のものを使おうと思ったのですが、箱絵を見たらフィギュアのサイズにすごく違和感がある。

 

1/24サイズのメジャーを作り、フィギュアの身長を測ってみると、銭形警部は公式設定の181cmどころか190cm以上。

一方クラリスは靴を履いてもやっと150cm。

これじゃあ

「お譲ちゃんどうしたの? お母さんとはぐれたの?」

「悪い伯爵と無理矢理結婚させられそうになって、逃げ出してきたの」

になっちゃいますね。

で、こっちも改造して身長を目いっぱい高くしてみました。

 

 

 

フィアット500 その1  

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