ロータス49C(エブロ 1/20)の制作 その2 ディテールアップと塗装

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(2022/07/02)

爆速で完成させようとしている49Cですが、ちょっとだけよと言いながらディテールアップなどしているとやっぱり遅くなっちゃいます。

続いてボディー。

キットは大人の事情でタバコスポンサーのロゴがカットされています。メーカーとしてはしょうがないですが、趣味で作る立場からするとこれは辛い。

そこで49Bの社外デカールを調達してみたのですが(49C用は売っていないみたい)、わかっていたとは言えサイズが合いません。

「GOLD LEAF」の部分だけ切り抜いて使おうかとも思いましたが、やはり文字の大きさが合わなくて不自然。

ちなみにこれが本物。

上が49B、下が49Cです。

タバコスポンサーロゴの大きさが全然違います。

いっそのこと1/12のデカールから文字だけいただこうかと思ったが、 逆に微妙にでかいんだな。
ここで気付いた。

「ロータス72用のデカールなら使えるんじゃね?」

ほぼ同じ大きさでした。
ボディー色とちょっと合わなかったが、気にしないことにします。
今度はエンジン部分。

このあたりのマスキングは厄介でした。

若干のディテールアップをしながら組んでいる最中です。

メッキ調塗料は取れやすいので、組み立て作業中はなるべく塗装面に触らないよう気をつけます。

こうやって眺めていると、1/12と比べても遜色ない感じです。
ただし作りにくさはこっちの方がはるかに上。

各パーツが細かくて大変で大変で・・・。

 
(2022/08/02)

一ヶ月近く開きました。7月は地元の展示会二つに参加していたからです。

どちらも非常に楽しかったんですが、一方では自分のモデリングに物足りなさを感じる結果にもなりました。

そのせいか17日のNIPCOMの後は過去作をひとつ一つ眺めながら、自分が最も楽しくチャレンジできる方向はどっちか・・・などを考える日が続き、ロータス49Cのことはすっかり頭から抜けてしまっ ていた。

でもいったん手掛けたものは完成させないと次には行けない。

と言うわけで無理矢理フィニッシュに持って行きました。

完成品を眺めても「できたぞ!」って満足感がほとんど湧いてこないのが自分でも意外。

1/12を作ったばかりってこともあるんでしょうが、そもそもこのキット、かなり作りにくくてストレスを感じながら進めていたのが大きい。

設計自体は優れていると思うんですが、何と言うか生産技術がそれに追いついていない印象です。

私が下手くそなのかもしれませんが、着脱式のフロントカウル がなかなかピタッと決まらず、何度も調整する羽目になったのも、やる気を削がれた理由。
それでも頑張ったので・・・、
ボディーとは滑らかにつながったと思います。
このあたりも1/12に比べても、そんなに見劣りしないと思う。
こっちは1/12です。
エンジン部もこんな感じ。

 

以上で完成です。

早速1/12の49Bと並べてみましたが、なんか微妙。

1/20は1/12に比べれば確かに小さいんですが、ディテールは結構細かいので、並べてみても互いの良さを強調しあう感じにはならないんですね。

 

これが1/12と1/24ですと明確な別物感があり、それぞれのスケールに価値があることが強調されるんですが、1/12と1/20はそのあたりが中途半端。

喜んで並べるものじゃない感じがしました
(個人の感想です)。

なお制作期間は6月頭から7月下旬ですが、間に展示会が二つあったので実質は一ヶ月ちょっと。爆速とまでは言えないが、意外と短かったです。

 

完成写真はこちらです。

 

 

ロータス49C(エブロ 1/20)の制作 その2 ディテールアップと塗装

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