工作室4回目は、日本の自動車工業の歴史の1ページを飾る車、フライングフェザーを作ってみたいと思います。
テーマは「フルスクラッチ王子」・・プラモのパーツは一切使わず、プラ板とパテ、真鍮線などで作っていきます(そうやって自分の首を絞め、ウケを狙う)。 画像は「おきらく模型館」の「さかもっちゃん」がトヨタ博物館で撮影したものです。 |
まず、いくつかの写真から、簡単な三面図を起こします。これにより、大きさのイメージをつかんでいきます。 実際にボディーにかかるときは、もうちょっときちんと描きますが、まずは最大の難物、タイヤを何とかしないと、正確な図面どころではありませんから。 |
で、タイヤですが、上のようにこのクルマのタイヤはワイヤースポーク、色々な人からエッチングパーツのアドバイスもいただきましたが、今回は自力で何とかしたい。
そこでまず、「丸いもの」を色々探して使えるかを見るわけですが、なかなかこれといったものがない。 そこで結局パテに落ち着きます。 ご覧のように、パテを麺のように伸ばして丸めます。 |
いくつか試作しましたが、なかなか上手くいくもんじゃないのよね、これが・・。 だれだ、こんなことを始めさせたのは・・あのSMコンビめ! S=ここ
|
出来のいいものを選んで、銀テープを貼り、スポーク位置を決めていきます。
|
そうして、ピンバイスで穴を開けていく・・。スポークの入る方向を考えながら、角度も変えていきます。 |