フライングフェザーの1 タイヤの製作前編

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工作室4回目は、日本の自動車工業の歴史の1ページを飾る車、フライングフェザーを作ってみたいと思います。

テーマは「フルスクラッチ王子」・・プラモのパーツは一切使わず、プラ板とパテ、真鍮線などで作っていきます(そうやって自分の首を絞め、ウケを狙う)。

画像は「おきらく模型館」の「さかもっちゃん」がトヨタ博物館で撮影したものです。

まず、いくつかの写真から、簡単な三面図を起こします。これにより、大きさのイメージをつかんでいきます。

実際にボディーにかかるときは、もうちょっときちんと描きますが、まずは最大の難物、タイヤを何とかしないと、正確な図面どころではありませんから。

で、タイヤですが、上のようにこのクルマのタイヤはワイヤースポーク、色々な人からエッチングパーツのアドバイスもいただきましたが、今回は自力で何とかしたい。

そこでまず、「丸いもの」を色々探して使えるかを見るわけですが、なかなかこれといったものがない。

そこで結局パテに落ち着きます。

ご覧のように、パテを麺のように伸ばして丸めます。
いくつか試作しましたが、なかなか上手くいくもんじゃないのよね、これが・・。

だれだ、こんなことを始めさせたのは・・あのSMコンビめ!

S=ここ
M=ここ

 

出来のいいものを選んで、銀テープを貼り、スポーク位置を決めていきます。

 

そうして、ピンバイスで穴を開けていく・・。スポークの入る方向を考えながら、角度も変えていきます。