|
|
ボディーの下地はおおむねできたし、このまま完成してもいいかなと思いましたが、
「トラックだしやっぱり何か積まないと面白くないよね」
と、こんなことを始めます。 |
こちらのフィギュアは、フジミの「メカニック
・フィギュア」をベースにポーズを変え、自作したヘッドを組み込んだもの。 |
ちなみにこのヘッドは、前に作った関屋自動車学校の教習車に乗っていたうちの一人(助手席に座っている緑の服を着た人)の複製。
おゆまるで型を取っていましたから、超簡単です。 |
若干いじって昭和40年前後っぽくします。 |
あとね、こんなこともしています。
金属の棒の周りにパテを盛り付けてリューターに固定。 |
回しながら粗目の紙やすりや棒やすりで形を作ります。 |
このパーツも同じように作ります。
もう何を作るのかお判りですね。 |
古い電気釜です。 正確に言えば、東芝の1967年製電気釜、RC-6LHです。
東芝の電気釜と言えば1955年に発売されたRC-6Kが有名ですが(有名か?)、このRC-6LHはグッドデザイン賞にも選定されてるし、私が子供の頃、家で使っていたのを覚えているんです。
今回のワスプは昭和40年代前半の車。
だから小物もその時代のものがいいなと思ったんですね。
|
「どうでもいいから早く車やフィギュアを完成させろよ」
という声も聞こえそうですが、こういう小物作りって結構好きだったりします。 |
二つ目の小物は勉強机です。
これも昭和40年代ってことで、それほど古めかしくはないけど、今の学習机ではないという微妙な落としどころを狙います。
模型屋で角材を買ってきて、切って、削って、貼ってとコツコツと作ります。 |
|
組立後はクリアーオレンジ、クリアーイエロー、そしてスモークを適当に混ぜて色づけします。
|
角材を使ってこんなものも作ります。茶箱です。
今は製造元で袋詰めしたものをスーパーで買うのが一般的でしょうが、この頃はこんな箱に入れてお店に送り、店では量り売りするのが普通でした。
箱の材料は普通は杉でしょうか。お茶に匂いが移りにくいことが大事ですね。また内側にはトタンの板が貼られ、湿気からお茶を守ります。
中身を出した後は用済みになりますから、お茶屋さんからこの箱をもらい、お菓子入れなどに活用する家は多かった。 |
次の小物は「柳行李」です。
今はホームセンターなどで衣装ケースを買い、押し入れの中に入れるのが一般的ですが、当時はこれですね。
どうやって作ろうかと考えましたが、このように爪楊枝の先にくぼみをつけて・・・、 |
こんな風にします。 |
家電製品で外せないものがありますね。テレビです。
テレビのキモはブラウン管の表現。ヒートプレスでこのように作り・・・、 |
プラ板の箱組みに仕込みます。
ちなみに昭和40年代前半は白黒テレビからカラーテレビへの過渡期の時代。当時の標準的なテレビは白黒だと数万円、カラーだと15〜20万円あたりだったと思います。
今よりずっと給料が安い時代ですから、そうおいそれとは買えませんでした。
それが今では19インチのDVD付が2万円くらいですからねぇ。 |
|
|
足は爪楊枝です。
引っ越しの時は足は外すと思うけど、とりあえず作ってみました。
小物はもう少し続きますが、長くなったのでページを変えます。 |
|