”逮捕しちゃうぞ the Movie” ホンダトゥデイの制作 その2 ボディー塗装

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(2021/02/16)

ボディーにキャラクターホワイトを塗りました。

キャラクターホワイトは純白よりも微妙にグレーがかっていますが、その分立体感が出るので好んで使っています。

次は下側の黒ですが、どこに境界線を引くのかでちょっと悩んでしまいました。

原作やアニメを確認すると、青の線の所で塗り分けられているものがほとんどです。でもたまに赤の場合もある。

赤ですとバンパーまでのつながりが自然。一方青だとリアハッチのキーを差し込むパーツにぶつかってしまう。

あれ、おかしいなと思って実車の写真と比較してみたら、フジミのこのキット、そのパーツの位置が思いっきり低い。また実車のハッチゲートは側面と同じように青い線の部分に折り目があるんです。

結構適当なキットだったんですね。

参考までにキットの組立説明書の塗り分け指示はこうなってます。

こちらの”言い分”も青ライン。

リアはこう。

イラストでは例のパーツは上に持ち上がっています。

自分で自分の首を締めているな、フジミ。

というわけで、塗り分けラインは青に決定。

例のパーツは上に持ち上げることにします。

型を取ってからカット。
そしてマスキング。

ボディーの下半分は純黒ですが、窓枠は少し薄くしました。

マスキングテープを剥がします。

後ろは上手く行った。

前は一部残念なところがありました。
マスキングテープの押さえが不十分だったところに黒が入り込んでいた。
タッチアップ。
ここも下手くそでした。
タッチアップ。
でも全体としてはまあまあ上手く行きました。
黒のライン、本当はこんな風にやりたかったんですが、そうなるとパトカーじゃないだろうと思って泣く泣くあきらめました。

(右の写真は画像を加工したものです)

リアハッチのパーツも複製を作って上に持ち上げています。

あ、もしかしたらこのパーツ、白にするかもしれません。

(2021/02/23)

次のステップはデカール貼りになりますが、ここでちょっと足踏み。

側面の「 警 視 庁 」のデカール、ご覧のように「 警 視 庁 」と配置されているものと「 庁 視 警 」となっているものがあります。

「 庁 視 警 」はもちろん右側面(ドライバー側)用ですが・・・、

説明書の指示は「 警 視 庁 」。

いったいどっちが正しいのでしょうか。

 

写真は昭和18年に発行された書籍ですが、見事な右横書き。

日本語の横書きについて整理してみます。

・もともと日本語は縦書きで、横書きという概念はなかった。

・18世紀後半あたりから外国の書物が入ってきて、日本でも横書き表記が見られるようになった。ただし今のように左から書くスタイルと右から書くスタイルが混在していた。

(なお、太平洋戦争当時の旧日本海軍の駆逐艦の船名表記は両舷とも右横書き、例えば「島風」の場合は左右とも「ゼカマシ」)

・戦後は今のようなスタイルが主流になったが、車輛や船のように進行方向が明確な場合は進行中の読み取りを考慮して右側面に右横書きが用いられることもある。

今回のトゥデイですが、原作やアニメは「 庁 視 警 」となってます。
一方最近のパトカーは調べた限りでは全部「 警 視 庁 」です。
このアニメは設定が1980年代ですので、そういうことなんでしょう。

結論:説明書の指示の方が間違い。

 
結論は出ましたが、まだ一抹の不安もあるのでデカール貼りは後に回し、内装を先行させることにします。
アニメを見ると、ダッシュボードと各種通信機器類に色の差はあまりないようです。

そでまずはこんな風に塗り分けてみましたが、何か地味。

立体感も乏しいので、こんな風にいじって・・・、
こんな感じにしてみました。
右の二つのメーター、キットには黒いデカールが入っていましたが、アニメを見るとどうも白っぽいのでジャンクから持ってきました。

ペダルも自作。

内装もアニメを見ながら色を決めていきます。
シートベルトのバックルも自作。

シートの座面が真っ白なのが面白くないですが、警察車両なので白いカバーがかかっているんでしょうね。

内装、ほぼこれで完成です。

フロアマットは無理に要らないかな・・・、時間かかるし。

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