車体が出来たので、次はフィギュアの塗装です。
カーモデルとフィギュアの組み合わせは今まで2回、フライングフェザーとリンレンカマロでやったことがあります。
フィギュアはなんと言っても顔の塗装が大事なんですが、フライングフェザーの場合はエナメルの筆塗り、カマロはリキテックスで塗っています。でもリキテックスは正直言って今ひとつでした。塗りにくいというより、筆が結構痛むんですよね。
そこで今回はまた普通の模型用塗料に戻してやってみます。
ただ、私はフィギュア塗装については初心者に毛が生えた程度だと自覚しています。皆さんの参考になるレベルじゃないことを承知の上、恥を晒します。
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○まずは下準備。服や肌はラッカーで塗る。
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○白目はグレーで塗り、目玉と上のアイラインを濃いグレーで塗ります。
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○目の周りのはみ出しを、肌色筆塗りで隠します。
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○眉毛を描き、唇に色を乗せます。
○最初より明るい肌色をエナメルで塗ります。場所は額、鼻筋、頬の辺りです。
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○髪の毛を塗ります。
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○眉の下、目元などにやや墨をいれ立体感を出します。
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○瞳にちょこんとホワイトを入れて完成です。
こうやって顔を一つ仕上るのに、大体1時間くらいですね。
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と言うわけで、次々に顔を塗っているんですが、どうも肌の色が濃すぎるのが気になってしまいました。
昭和初期の働く日本人をイメージし、最初から浅黒くするつもりであったとは言え、出来てみると妙に汚らしく見えます。
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全面的にやり直しました。
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こちらの彼も・・・、
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こんな感じになりました。
目にホワイトが入っているからとは言え、全然表情が違いますね。人の顔ってちょっとしたことで印象が変わるんです。
だから難しい。
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また、一人一人の顔立ちが違い、全体にバランスが取れていません。
異なったベースフィギュアから顔を自作したことも理由でしょうし、表面の仕上げも滑らかとは言えず、思った通りに筆が動かない感覚があります。
・・・いつかもっと上達してやる。 |
最後に残った看板は、100均ショップで買ってきた工作用の板材を使います。
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白サフを吹いて乾燥後、パンフレットから撮った画像を印刷し、裏を濃い鉛筆で塗ってから板に重ねて字の輪郭を写し取ります。要するにカーボン紙の原理です。
ちなみに右は仮にパソコンにあったフォントで書いたもの。最初はこれでデカール作ろうかなとも思ったんですが、書体がかなり違うので使わないことにしました。
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あとは薄い輪郭を参考に、エナメルで手書きします。
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最後に汚しを入れます。
もともとが木の板ですから、表面には木目の凹凸があり、さっと汚しを入れるだけで勝手に模様が出てきます。
と言うわけで関屋自動車学校の教習車、完成です。
今回はフィギュア6体をほとんど自作したにもかかわらず、実質2ヶ月で完成でした。いつもと違って研ぎ出しなどしていませんから、その分時間が取られなかったんでしょう。
いつもこんなペースで制作できたらいいなあ・・・。
完成画像はこちらです。
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