フィアット131アバルトラリーの制作 その3 全体仕上げ

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(2023/08/15)

デカールを貼っていきます。カルトグラフなのでホワイトの隠ぺい力は優秀だと思うのですが、念のためゼッケン部分だけは白く抜いておきました。

貼り始めたらこんな感じ。裏の赤が若干透けていますね。

 

 

やっておいて良かったです。

他の部分は面積も狭く、透けてもそれほど気にならないだろうと思って何もしていません。

全部貼りました。

一気にレースカーっぽくなってきたと思います。

内装ですが、そもそもフィギュア自体がおゆまる複製品ですから、あんまり一生懸命仕上げてもそれに見合った効果はないと思い、さらっと 終わらせました。
このあたりも、特に何かしているわけでもない。
シューズも塗っていません。

ボディーをかぶせるとほとんど見えなくなってしまうので。

顔もこの程度。

ただ、ナビゲーター(コ・ドライバー)が女性だってことは伝わるようにしました。

現在進捗70%ってイメージです。

(2023/08/26)

完成に持っていきます。

クリアーを吹いたボディーにペーパーをかけてデカールの段差をなくし、最後に薄めたクリアーを吹いて小傷を消します。
(写真の状態)

その後ラプロスやコンパウンドで磨くわけですが、今回は泥汚れをつけることがわかっていますから、あんまりきれいに磨いても意味がないので、仕上げはそこそこで止めておきました。

最後に窓枠などに半艶クリアーを吹き、細かいパーツをつけて完成です。

なかなかきれいにできました。

本音ではここで止めたいところですが・・・、

今回は汚さなくてはならない。

一気にきたなくなりました。

正直つらいです。

AFVとかをやっている人にとって汚し作業は必須でしょうけどね。

ちなみに泥はエナメル塗料。

エアブラシの圧を落とすと塗料の粒子が荒くなって、こんな風になります。

完成しました。

ただ今回は満足度が今一つ。

右は未完成状態で展示会に出した時のものですが、

・タイヤが回っている音が想定よりうるさい

・電池があまり持たない

・そもそもタイヤが回っているだけなので、遠目ではインパクトがない

・ジオラマとして見ても、ただ地面と草しかないので、左に置いた二つに比べて華がない

と感じました。

ただこうやってジオラマ風作品が揃っていくのは嬉しい。

今回の経験を活かし、次はもっと魅力的な作品を作りたいと思います。

完成写真はこちらです。


フィアット131アバルトラリーの制作 その3 全体仕上げ

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