|
|
エンジンが大体できたので、残った面倒な作業は数えるほどになりました。
そのうちの一つがテールランプですが、前にも説明したようにキットのパーツは何が何だかわからない造形。 |
実車の写真を色々眺めても、こんな形のテールランプは見つからないので、おそらくこれは嘘なんだろうと解釈しました。 |
それでも一応塗って、ボディーにあててみます。 |
やっぱり変じゃないかと思います。 |
そこでジャンクの中から(おそらく)ラジコンボディー用だったと思われるパーツを流用することにしました。 |
塗装して・・・、 |
こうなります。 |
ちょっと大きいかなと思うものの、やはりクリアパーツの方が感じがいいですね。
こっちで行きます。 |
続いて内装部品でやり残していたハンドルです。 木目の表現は、
1.彫刻刀で細かい彫り込みを入れる
|
2.全体を薄い茶色のラッカー塗料で塗る
3.その上に濃い目の茶色のエナメル塗料を塗る
4.エナメル塗料をふき取る。溝に入った部分のみ残る(右写真)
5.エナメルのクリアーオレンジを塗る
6.軽くパールを吹く
|
7.マスキングして黒い線を入れる |
|
8.クリアーを吹く
9.研ぎ出して、最後に薄めた半艶消しクリアーを吹く
と言う順番です。
ちなみに黒い線は、この形のハンドルには入らないのかもしれませんが、かっこいいのでそうしました。
(木目塗装が終わった後、支えていたスポークパーツの塗装を剥がすために塗料うすめ液に浸けたところ、ウェルドラインのところから四つにバラバラになってしまい、一部骨接ぎしながら再接着しました。泣きたくなった)
|
中央の「跳ね馬」は天地が逆だと思うので、
削って作り直します。 |
プラ板でリングを作り、丸く切った跳ね馬を埋め込みます。 |
UVレジンで真ん中を盛り上げます。 |
できた。 |
まあこんなところかな。 |
|
さて、またまたしばらく中断して
ホンダシティを作っていましたが、静岡の展示会も迫り、最後の仕上げです。
ボーディーを研ぎ出した後、窓枠のゴム部分のみ半艶消しクリアーを吹きます。 |
こちらは完成後です。 |
ノーズのエンブレムは右のようなメッキパーツが入っていましたが、これを塗り分けるのも面倒だったので、デカールを自作しました。 |
プラ板に貼ってから、表面に透明UVレジン液をたらして盛り上げます。 |
こうなりました。 |
ウインカーは非常に出来が悪かったので、自作します。
まずはこんな形の型を作ります。 |
おゆまるを使って、やはりUVレジン液(やや黄色)を流し込みます。 |
取り出すとこうなる。 |
クリアーオレンジを塗って取り付けます。 |
最後はナンバープレート。
最初はこんな風にしてみましたが、微妙にかっこ悪い。 |
かと言って、つけないと二つの穴が丸見え。 |
再度こんな風に塗り分け、まあいいかってことにしました。 |
以上で完成です。
まあとにかく大変だったけど、このキットの完成品は滅多にお目にかかれないので、それだけでも「よし」としましょう。
完成写真はこちらです。 |
|