フェアレディ240Z フルワークス その1 ボディーの組立塗装

 次の工程へ   工作机INDEXへ 

2014年の年末から手がけはじめ、完成まで9か月もかかった1/12フェアレディ240ZG、途中次男の大学受験などがあっていつものようなリズムで工作が出来なかったとは言え、このペースは不本意。

また工作自体も面倒でお腹いっぱい、しばらくは赤・青・白のトリコロールカラーとは無縁でいたいと思うくらいなるも、こんなキャラメルのパッケージを見ると、つい、

「これを塗装するとしたら、どういう順番でマスキングするといいかな」

なんて考えてしまう自分が悲しい。

ところで資料用に買ったフジミのキットはどうしよう。用は済んだので、このままでは棚の奥にしまってそれっきりになる運命。

「GARAGE24」や「伝説」の仲間達の中には「気づいたらまた在庫が何台も増えてしまった」なんて言う物欲大魔王がごろごろいますが、私はキットはなるべく積まずに作るのをモットーとしておりますので・・・、

この際だからサクッと作ることにします。

とにかく面倒なことは何もせず、ひたすら素組に徹し、一か月かけずに完成に持っていくことが目標。

これ一台だけだと面白くもなんともないだろうけど、あっちの1/12と並べることで「ネタ」になる可能性もありそうです。

10月7日、早速キットの仮組み開始。
このキット、市販車仕様の240ZGボディーに巨大なオーバーフェンダーを後付する構成なので、こうやって眺めると違和感ありまくり 。

でもそこを気にしたら進まないので華麗にスルー。

ただし、オーバーフェンダーが文字の浮き彫りにかかっている部分は 、あとで文字を削ることにしましょう。
ボディーと一体のフェンダーも・・・、
一部だけカットします。
そうしないとオーバーフェンダーをつけた時に見えてしまいますから。
ヘッドライトのレンズカバーは、ふちの部分が盛り上がっていますが、レーシング仕様では ボディー同色のカバーなので、段を落とします。
その分、レンズカバーが少し引っ込んでしまうので、少しだけボディーを削り ・・・、
この程度まで整えます。

100%ツライチにするのは面倒なので、今回はこれでOK。

タイヤはまあこんな感じなので、左のように持っていきます。

このやり方は過去に何度も書いていますね。

(写真はクレマーポルシェを作った時のもの)

組んでみたらタイヤがはみ出した。

でもあわてない。

ちょっと引っ込ませれば佇まいは良くなります。
やり方は都度適当に考えます。
それにしてもこのボディーのワイドっぷりは何としたことか。

幅が実車の倍はありそうなタイヤを使うことを前提に設計されているからでしょう。

あっという間に白塗装。
何とここまで5日ですわ。

これだけペースが早いと、楽しいばっかり。

続いてデカールを貼っちゃいます。
いきなりこれ! 

デカール軟化剤などを使っているんですが、伸びる前にどんどん切れてしまう。

デカールの出来が悪いのか、私の腕が悪いのかはわかりませんが、これじゃあどうにもならないので、さっさとあきらめて塗装にチェンジすることにします。

マスキングは面倒だけど、黙々と作業していきます。
さて、上手くいったかな。
全体に境界線はきれいに仕上げられたようですが、ボケかましたところがあった。
ここね。

オーバーフェンダーに塗るはずの三角形を忘れている。反対側もそうでした。

本当はこうなっていなければならない。がっかり。
ラインが乱れているところも。

またなぜか白い部分がマスキングテープに持っていかれた部分もあります。理由は不明。

まあこれらはリカバリーは楽ですが。

 

マスキングが不完全なところも。

何年やってもこの体たらくです。

 

 

この時点で10月15日、ハイペースで作業が進んでいることには変わりません。

フェアレディ240Z フルワークス その1 ボディーの組立塗装

 次の工程へ   工作机INDEXへ