ペネロープ号 その3 ボディー加工の1

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キャノピーにある程度目処がついたので、ボディーにかかって行きます。

主な修正ポイントはフェンダーライン。

こちらはホットウィール (Hot Wheels、マテル社のミニカー)ですが、フェンダーラインは大きく弧を描いていることがわかります。

放送用模型も大体こんな感じなんです。

でもこのキットのフェンダーラインは、まずぐっと持ち上がってから水平に後ろに向かい、最後にがくっと下がってます。
そこを極力アーチ形になるように持って行きます。

ただ、放送用模型ほどは極端にしません。それをやると大手術になるし、またそれが決してかっこいいとも思えませんので。

ただ、このラインを作るには、フロントフェンダーをかなり下げなければなりません。

この写真のように一端フェンダーをくりぬいてから裏にプラ板を当て、そこにパテを盛って削ることで・・・、

こういうラインだったのを・・・、
こうしました。
今度はキャノピーとボディーとのフィッティング。
今回目指す方向は「リアルなペネロープ号」ですから、キャノピーのフレームを作ることにしました。

 

いくら防弾ガラスを使っていると言っても、ひっくり返った時に乗員を守るにはフレームがあった方が良いと思ったので。
続いてキャノピーをボディーにフィットさせます。

パテが固まったらキャノピーを外して形を整えます。

これで位置が決まりました。

この後キャノピーはフレーム部分とガラス部分に分割するつもりなんですが、そこが今回の工作のハイライトじゃないかなと思ってます。上手く行けば見応えのある仕上がりになるでしょうけど、仕上げが下手になったら無残だろうな。

ホイールハウスは後期モデルの形に近づけます。
パテを盛って余計な部分を除去し・・・、
固まってから彫刻刀やサンドペーパーで仕上ます。

 

とまあ、こんな感じで順調に進んでいるようですが、途中で失敗は何度もやらかしています。

それを逐次リカバリーしながら、上手く行ったところだけこうやって紹介しているのが正直なところです。

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