フェラーリF40LMプロジェクトの三台目はモデルファクトリーヒロのGTE改造ですが、このキットはレジン+ホワイトメタルですし、このサイトを見ている人で実際に作る人は少ないでしょうから、その工作過程を紹介してもほとんど誰の役にも立たないと思うのです。
色々迷ったものの、私が泣きながら作っている様子を晒すのも一興かなと思い、駆け足ながら完成までの様子をまとめることにします。
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箱を開けた時点(2月)に時計の針を戻します。まだタミヤもフジミも手をつけていない状況。
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3台並べて形状の確認をしますね(タミヤとフジミはおさらいになってしまいますが)。
タミヤは全体に流麗なライン。ノーズの長さを強調したプロポーション。
完成画像はこちらです。
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フジミはややマッチョで骨太のイメージ。
真横から見たラインはタミヤより実車に近い感覚。
完成画像はこちらです。
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ヒロですが、まず気づくのは屋根の丸さ。
ノーズはどちらかというとタミヤに近い感じかな・・・。
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さて、ヒロの各パーツはこのようにバラバラになって袋に詰められていました。
どの部分か明らかにわかるパーツもあるのですが・・・、
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似たような形状のパーツや小さなパーツは、組み立て説明書を見ながら確認していかなければなりません。
それに引き換え、プラモデルはランナーに部品が全部くっついていて、しかも番号まで振ってある・・。
ああ、プラモって何て親切。
このキットは、普通のプラモがいかに楽かを知るためにあるような気もしてきました。
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ボディーのNACAダクトは突き抜けていませんので、加工することにしました。
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下のダクト、加減を間違えて、やりすぎちゃいました。
後で何とかします。
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レジンのボディーとホワイトメタルのリアカウルを当てはめてみると、結構なずれ具合です。
ホワイトメタルを修正するのは大変なので、ボディーの方を一部盛り上げたり削ったりと加工します。
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その後はひたすらペーパーをかけて、形を整えていきます。
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欠いてしまったNACAダクトをパテ埋めし・・・、
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GTEにはあるものの、LMにはないNACAダクトを埋め、またサイドのボディーラインを少し修正してリアカウルとのつながりを自然にします。
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シャーシは取りあえず基本的なパーツだけ仮組み(セロテープや輪ゴムを使用)してみます。
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タイヤとホイールはここでは仮にフジミのものを差し込んであります。
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リアカウルのヒンジは開閉と取り外しの両方ができるよう、洋白線を加工してこのように細工しています。
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フロントカウルのダクトホースは位置がなかなか決まりそうもなかったので、パテを使って補助にします。
パテが固まったら、なるべく見えないように削り込みます。
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やっと全体を眺められるところに持って来れました。
ホイールはタミヤのものにお取替え(タイヤはヒロのもの)。一回り大きいこちらの組み合わせの方が馴染むようです。
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斜め前方アングルです。
F40のイメージは大体このアングルでわかります。
ウインドウが入っていないので断定的なことは言えませんが、うーん、タミヤのような流麗さでもなく、フジミのようなダイナミックさでもない。
ちょっと独特の佇まいですね。
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そうそう、一つ書き忘れていました。キットのままですと、ドライバーのリアの視界がさえぎられています。
調べてみたらGTEはこの部分は「はめ殺し」で、キットは正しかった。
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でもLMはガラスが入っていますので、くり貫いて透明パーツを用意してはめ込みました。
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てなわけで、やっとボディー色の塗装ができるところまで進みました。
一緒に乾燥させているのはフジミです。
この写真を撮ったのは4月中旬、できることなら5月中旬の展示会に間に合わせたいなと思いながら工作していた時期でした。
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