フェラーリF40LM その11 フジミの仕上げ-1

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静岡の展示会も終わり、しばらく腑抜けになっていましたが、残された二台のF40の片割れ、フジミの仕上げにかかります。

現在、プラモの中で「F40LM」として手に入るのはフジミだけですので、これは素組みで作っています。そのため、工作過程を順番に説明するほどでもないので、気になったところを中心にダイジェストで解説して行きます。

まずはトレッド、極端なトーインになってしまいますので・・、

 

タイロッドをアルミパイプで延長して、ほぼ平行にしました。
続いて室内です。

ダッシュボードのざらっとした感じを出そうと、いわゆる砂吹きをしますが、まずは黒を吹き・・、

続いてやや薄めのグレーを吹き・・・、
最後に濃い目のグレーを、仕上がり具合を見ながら吹いていきます。

・・・何かもっと上手に行く方法がありそうな気がするんですが、思いつかないので、私はいつもこんなやり方かな。

 

ちなみにメーターパネルですが、キットのモールドはこれ。

市販車のF40ならこれでいいのですが、LMは全然違うんですよね。

そこをこのキット(LM)では、「そのままデカールを貼りなさい」という、乱暴な指示になっています。

こういう時は、薄いプラ板にデカールを貼り、切り出して接着するのが吉でしょう。
ダッシュボード上のエア吹き出し部ですが、フリーハンドで塗り分けようと思ったものの、モールドが浅くて上手く行きませんでした。

こういう時は、薄いプラ板に丸い穴を開け(リーマや棒ヤスリで形を整えます)、両面テープで固定して・・、

マスクしてからエアブラシでそっと吹けば・・・、
こんな感じです。
てなわけで、ダッシュボード完成。
続いてエンジン部。上げ底ですし、適当に塗り分けています。
さらっと出来ちゃいました。

フェラーリF40LM その11 フジミの仕上げ-1

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