大魔神 |
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![]() 右のポスターをご覧ください。この展示会の主催者「シン・新潟特撮模型狂、」はその名の通りゴジラ・ウルトラマン・仮面ライダーなどの特撮キャラ模型を得意とする凄腕集団です。 今回その展示会に出品したんですが、どうせならイベント内の企画「ムビモン改造コンテスト」にも参加して二倍楽しもうと思いました。 |
おそらく他の人はゴジラやウルトラマン方面で攻めてくると思うので、それにかぶらないようにしたってこともありますが、小学生の時(1966年)に映画館で見た「大魔神」に強い刺激を受けたのも 理由の一つです。 公開時、「大魔神」は「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」と同時上映でした。ガメラを目的に行ったら無理矢理大魔神も見せられたわけです。 大魔神の魅力は色々ありますが、身長が5メートル前後で一般的な怪獣と比べてかなり小さいところが面白い。このサイズですと戦う側も何とか対策できないかと考え 、例えば鎖を絡めて倒そうとしたりします。そのあたりの生々しさにぞくぞくします。 |
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![]() 映画のポスターを参考に改造します。 |
※ くさずり。剣道では垂(たれ)と呼ばれる部分 |
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腕はいじりませんでした。完成後もポーズ変化を楽しめるので。 |
大魔神本体のスケールはおおむね1/35なので、同縮尺の武士フィギュアを探してみたらこんなのがありました。
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![]() 駿河屋からネット購入しましたが、価格は・・・言いづらいくらい高かったです。まあしょうがない。 |
キットの出で立ち(いでたち)は合戦出陣用なのでこんな感じになっていますが、映画の場合は砦が大魔神に襲われて慌てて武装したって設定ですからフル装備ではない。 具足は一部削り取る必要があります。 |
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イラストと比べると萎えます。 |
実質三週間ありませんので出来には目をつぶり、スピード重視で作業することにしました。 |
角材とバルサで作りました。 |
![]() やぐらに登っている手下達の目の高さが大魔神と一緒なので、このシーンは特に怖かったです。 やぐらはこの後大魔神によって破壊されます。木材で作ったのは、最後に実際にぐしゃっと破壊しようと思ってです。 |
映画では足軽長屋のようにも見えますが、戦国時代の長屋の屋根に瓦なんて高級品が使われていたのかな・・・、とか考え始めると手が止まるので疑問は無視無視。 瓦はマスターを一個作り、おゆまるやUVレジンで複製しました。 |
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建物の方は一部破壊しましたが、物見やぐらは壊すのがもったいなくてそのままです。こういうところの思い切りの悪さや、がっつり汚そうと思っても汚しきれない臆病なところがまだまだだなあと思います。 5月5日が締め切りでしたが、完成したのが4月27日なので実質二週間作業。もっと時間をかければさらに良い作品になったのでしょうが、サクッと完成品が手に入る嬉しさはまた別のもの、作っていて とても楽しかった。 |
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大魔神 |