セリカターボ その6  塗り分け

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いよいよ赤の塗装です。マスキング命の作業です。

複雑な曲線をマスキングするにはどうすればいいのでしょう。テープを細く切って曲げながら貼るのも良いのですが、ちょっとりスキー。曲げた部分がしわになって塗料が染み込む危険もあります。

そこで門外不出の究極奥義(でもないか)です。

表現したいラインに合わせてプラ板で型紙を作ります。納得行くまで形を整え、これを定規にマスキングテープを切り取ります。
ものすごく時間がかかりますが、テープを曲げず、安心してマスキングできるはずです。

(ちなみに貼り付けた画像は練習中のもの)。

マスキングが終わったら、ちょっとだけクリアを吹き、その後赤を吹きました。

クリアは・・まあ おまじないのようなものですね。

さあ、テープを剥がしていきましょう。この作業は何度やってもドキドキしますが、今回は結構上手く行きました。
Cピラーの部分の曲線も綺麗に行きました。

ドアの端っこの部分など、若干はみだしたところも散見されますが、修正は簡単です。

さて、なぜここで突然ピンクレディーなのか・・・。

今回は77年に活躍した青セリカと78年の赤白セリカを同時進行させていますが、実は最初からこのジャケットをイメージしていたんです。

(これからは青セリカを「ミーちゃん」、赤白セリカを「ケイちゃん」と呼んでくださっても結構ですよ。)

表を見ておわかりのように、 ピンクレディーは1976年にデビューしています。

そして全盛期は77年〜78年。
そう!まさにセリカが活躍していた時代とラップしているんですね。

ちなみにセリカが参加していたグループ5ですが、ポルシェ935がBMWと死闘を演じた1976年をピークとすれば、1977年、78年はもうポルシェの一人勝ちになってしまい、レースそのものがつまらなくなってしまいました。

セリカ、あるいはランチアストラトスターボもどちらかと言えば「やられ役」でしかなかったわけですが、まあそんなことどうでもいいじゃないですか。私にとっては青春時代に強烈に刷り込まれたトラウマなんですから・・・。

タイトル 発売日 ランク
ペッパー警部 1976/08/25 4位
S.O.S 1976/11/25 1位
カルメン’77 1977/03/10 1位
渚のシンドバッド 1977/06/10 1位
ウォンテッド 1977/09/05 1位
UFO 1977/12/05 1位
サウスポー 1978/03/25 1位
モンスター 1978/06/25 1位
透明人間 1978/09/09 1位
カメレオン・アーミー 1978/12/05 1位
ジパング 1979/03/09 4位
ピンク・タイフーン 1979/05/01 6位
波乗りパイレーツ 1979/07/05 4位
この後も色々出しているが、目立ったヒットはない。

デカールも貼り終わりました。

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