車のプラモを作るとき、いつも困るのが、「ドアノブ」、「ウインドウオッシャーノズル」、「エンブレム」など、ボディーにモールドされている部分です。
研ぎ出しなんかしようと思うとじゃまになるし、削り取ってしまった場合、同じように再現しにくいし・・。
そんな時のための方法を一つご紹介させていただきます。
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ご覧のようにパテで型を取ります。
もちろん、この後ボディーのモールドは削ります。
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0.4ミリの洋白線をL型に曲げて、パテと一緒に埋め込みます。
固まったら型を壊して取り出します。
ただしこの方法はかなりリスキーです。
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簡単なパーツは削り出して作ってしまいます。
ボディーから切り離したバンパー部品に、やはり洋白線を差込み・・・、
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パテを盛ります。
半分固まったあたりで、彫刻刀を使って大まかな形を整え、完全に硬化した後はひたすら削ります。
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このようにして、色々な部品ができました。
芯に洋白線が入っていることがおわかりでしょう。結構丈夫です。
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サフを吹きました。
右に写っているのは爪楊枝です。
こんな小物を作ってると、ものすごく目に負担がかかります。
私は近眼ですから、まだ裸眼で細かい作業をしていますが、小さなものはだんだんわからなくなってきました・・・考えてみれば、俺50歳。
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ヘッドライトの部分は穴を開け、パテで凹面を再現します。
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パーツを差し込んでみます。
このように接着剤を使わなくても、仮組みができます。 このようなパーツは接着剤を使ってくっつけると「はみ出す」「汚れる」リスクがありますが、洋白線を使って差し込むように作ってあれば、裏から瞬間で止めることもできますから、安全ですね。
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しかし・・・、暇つぶしが何でこんなに面倒なんだろう。
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