1/32べレットGTRの3 小物製作

 次の工程へ   前の工程へ   工作机INDEXへ   
車のプラモを作るとき、いつも困るのが、「ドアノブ」、「ウインドウオッシャーノズル」、「エンブレム」など、ボディーにモールドされている部分です。

研ぎ出しなんかしようと思うとじゃまになるし、削り取ってしまった場合、同じように再現しにくいし・・。

そんな時のための方法を一つご紹介させていただきます。

ご覧のようにパテで型を取ります。

もちろん、この後ボディーのモールドは削ります。

0.4ミリの洋白線をL型に曲げて、パテと一緒に埋め込みます。

固まったら型を壊して取り出します。

ただしこの方法はかなりリスキーです。

簡単なパーツは削り出して作ってしまいます。

ボディーから切り離したバンパー部品に、やはり洋白線を差込み・・・、

パテを盛ります。

半分固まったあたりで、彫刻刀を使って大まかな形を整え、完全に硬化した後はひたすら削ります。

このようにして、色々な部品ができました。

芯に洋白線が入っていることがおわかりでしょう。結構丈夫です。

サフを吹きました。

右に写っているのは爪楊枝です。

こんな小物を作ってると、ものすごく目に負担がかかります。

私は近眼ですから、まだ裸眼で細かい作業をしていますが、小さなものはだんだんわからなくなってきました・・・考えてみれば、俺50歳。

ヘッドライトの部分は穴を開け、パテで凹面を再現します。
パーツを差し込んでみます。

このように接着剤を使わなくても、仮組みができます。

このようなパーツは接着剤を使ってくっつけると「はみ出す」「汚れる」リスクがありますが、洋白線を使って差し込むように作ってあれば、裏から瞬間で止めることもできますから、安全ですね。

しかし・・・、暇つぶしが何でこんなに面倒なんだろう。