1/32べレットGTRの2 ヒートプレス

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1/32ベレットを作り始めた理由・・・、それは私がひねくれものだからです。フジミから1/24が出て話題になっていますが、これまでのフジミの評判や、私がフジミキットを作ってきた経験から、

「またみんな苦労するんだろうなあ・・・けけけ。 その隙に1/32を綺麗に作ってやれ。」

と思ったわけ。

ところがフジミのベレット、なかなか評判がいいって言うじゃな〜い。
すでに相互リンク先やいつも見に行っているサイトで続々と完成報告が行われていますが、

・とても組み立てやすい。
・プロポーションもいい。
・今までのフジミではない。
・フジミは変わった。
・本当にフジミか。

などとエライ評価高いじゃありませんか。・・・俺の計画は挫折しました。そこで今後はちょっとした工夫を織り込みながら、マイペースで完成を目指します。

 

 

さて、ウインドウガラスですが、厚みばかりはどうしようもないのです。1/32キットの場合、キットのパーツの厚さが1ミリだとしたら、実車では3.2センチに相当するので・・。

また、両サイドのスキマもやや気になるところです。

そこで思い切ってヒートプレスに置き換えます。

1.マスキングゾルを塗ってから、パテを盛ります。
2.ぽこっとはがします。このように綺麗に取れます。
3.そこに再度パテを盛ります。8割程度硬化した段階ではがします。
4.これで複製ができたことになります。

(ボディーに当てはめてみると、若干サイズが小さかったことがよくわかりますね。それが左右のスキマの原因か)。

5.このように固定します。

 

6.適当な塩ビシート(何かのファイルのカバー)を割り箸で作った井桁ではさみ、ガスコンロであぶって柔らかくし、ぐっと押し付けます。

ところでヒートプレスって、上級テクニックなのでしょうか?
いえいえ、そんなことありません。これまでやったことない人も、ニ〜三度トライすれば、すぐコツをつかめます。

 

7.切り取ってボディーにはめます。

ウインドウの厚さは0.2ミリくらいですから実車換算で6ミリ。本物に近い厚みになっているんですが、逆に変な感じですね。

え? ガラス入ってないんじゃないかって?

しょうがないなー、ほら。

まだ仮止めですから、スキマは出ていますが、ちゃんと接着すればぴったり行くでしょう。

 

なお、パテの「型」をもうちょっといじって拡げた方がさらに形が良くなるのですが、このあたりで先に進みます。