アリストJZS161の制作

 工作机INDEXへ 

 
(2023/11/06)

9月から愛車のレガシィを作っていますが、芯にしたのがこの二代目アリスト(V300ベルテックスエディション)です。

レガシィ完成後にベースキットを隣に並べると、どこをどう直したかが良く分かって面白いんじゃないかと思い、もう一台調達して素組みで完成させたいと思います。

このキット、箱絵はノーマルっぽくなっていますが、中にはエアロパーツも入っており、チューンドカー風に仕立てることもできます。

どうせ作るならその方が面白そう。

ちなみにキットにはホイールも二つ入っているし、こういうところはアオシマは太っ腹ですね。

原則素組みと言いながら、アオシマのホームページにある作例写真を見ると、やや気になるところが。

この時代の他のキットも大体そうですが、グリルが抜けていないのでどうも実感に欠ける。

裏から少しずつ削り・・・、
こうしました。
もう一つ気になるのはクリアーパーツの厚さ。
そこで試しに塩ビで絞ってみます。
こんな風になりました。

これはこれでいいんですが、問題はこれを接着する時にきれいに行かない恐れがあることですね。

キットのレンズの形を整え、エッジを黒く塗ったのがこちら。

黒い部分が太いのが気に入らないものの、これですと接着も楽そう。

大人しくこちらでやろうかな。

前後のエアロはこの時点で接着。

正直言って合いが今一つだったので、塗装後に接着しようとすると悲惨なことになるからです。

というわけでこちらはサクサク進めていくことにします。
(2023/11/15)

アリストはサクサク進めていきます。

色はこんな風にしました。

クリアーレッドに大き目粒子のシルバーを混ぜて塗装し、乾燥後にその上からクリアーレッドを重ねています。

レガシィと比べることが目的なら白が解りやすいんだろうけど、なんかそれじゃ面白くなさそうだったのでこうしました。

派手目にするならと、ホイールはこちらにしました。
室内もちょっとお下品に。
そう言えばナビの画面なんですけど・・・、
これってもしかして関東地方? だとしたらものすごい広域マップ。

運転中にこの縮尺の画面を見ることは考えにくい。長距離ドライブの出発前にルートを確認している際中ってことでしょうか。

(おそらくメーカーはそこまで考えていないと思うけど)

(2023/11/25)

11月の頭から取り掛かったアリストですが、一か月も経たないうちに完成目前。

特に面倒なことはせず、サクサク進めていますから。

とは言っても、ちょいとこだわった部分くらいは紹介しておきましょう。

ホイールのメッキパーツ。光り方はとてもきれいで、これをそのまま使っても何の問題もない。

ただしこれだとやっぱりおもちゃ感は払拭できないので、ひと手間かけます。

まずは練習。

右がメッキのまま、左は ガイアのプレミアムミラークロームを塗ったもの。下地には黒を使っています。

実車感は向上しているような気がしますが、輝きはどうしても落ちます。

もっとミラー感を出すにはメッキ調塗料を厚く塗らない方がいい。でもそうすると下地がなかなか隠せないというジレンマ。

メッキ並みとは行かなくても、もう一息なんとかならないか。

そこで今回の本番では、

・ガイアのスターブライトシルバーを吹いて下地を作る

・その上からクレオスの缶スプレー(クリアー)をたっぷり吹いて滑らかな表面を作る

・最後にガイアのプレミアムミラークローム(右)を薄く吹く

でやってみました。

結果はこの通り。

こちらはメッキのままのもの。

そしてこちらが塗装した方。

ギラギラ感は多少落ちますが、実車らしさで言えばこっちが上だと思います。

サイドの窓枠は細切りにしたメタルシールを貼り込み。

まあ上手く行きました。

ライトの反射面はガンダムメッキシルバーを使用。

この塗料、乾燥してからも指で触ったりすると輝きが落ちることがあるんですが、レンズカバーで覆われるので大丈夫。

というわけで完成です。

 

アリストはあくまでもレガシィとの比較用に作ったので原則素組みです。特別な思い入れもないので悩むこともなくサクサク進めましたが、逆にいじりすぎることなく作業した分、トラブルもほとんどありませんでした。

何よりも一か月かからずにできたことが嬉しい。

一台に何か月もかけて唯一無二の完成品に持っていく楽しみは格別ですが、こんな風に完成品コレクションを増やす方向性も十分ありだなと感じています。

 

アリストJZS161の制作

 工作机INDEXへ