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(2022/11/29)
シャーシとボディーを仕上げてしまいます。
シャーシはドライブトレインや燃料タンクなどが一体成型。
ぱっと見にはいいんですけど、塗り分けする立場になると最悪です。
完成してしまうと見えない部分なので、グレーとか黒一色で片付けてもいいんですが、今回はエンジン付きなのでそれなりに。
面倒な部分のマスキングには旧マスキングゾルを使用。
まだ若干ストックがあるものの、再入手は難しいのでここぞという時に使います。 |
こういう所、マスキングテープだとなかなかきれいにいかないことが多いんですよね。 |
こんな感じでOKにしちゃいます。 |
ちなみにこういう所は細切りしたマスキングテープを塗装して巻きつけると簡単です。 |
ボディーの窓枠などを塗装します。
マスキングして銀を吹いて、さらにマスキングして黒を吹く。 |
失敗したところは納得が行くまでやり直す。 |
銀には今回もガイアのスターブライトシルバーを使用。
塗料や塗装条件を変えて色々トライしているんですが、これぞ最高って落としどころはなかなか見つかりません。 |
ボンネット裏はこんな風にマスキング。 |
4本の角は位置を決めるためのものです。 |
ボディーの塗装が大体終わりました。 |
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ツートンの色味も、これまで作った中では脳内理想に一番近い。
それにしてもこの車、2色塗り分けはマスキングが大変だわカクカクしていて研ぎ出しに気を遣うわで、制作難易度はかなり高い。
正直言ってもう一回作れと言われたら全力で拒否したい・・・と言いながら三台も作った自分を褒めてもやりたい。 |
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(2022/12/07)
リアのコンビネーションランプを作ります。
キットはもともとモーターライズ全盛時代のもの。ランプ部分も麦球を入れて光らせることができるようになっています。
これではリアルさに欠けるだろうと思い、反射板を作って押し込みました。 |
左は反射板を入れなかった場合。
写真ではその差はわかりません。 |
でも肉眼で見れば何となく差は出ているので、せっかく作ったことだし、採用することにします。
自己満足自己満足。 |
エンジンを仕上げました。
プラグコードを追加した以外は素組みです。 |
でも結構いい感じになって嬉しい。
特にこのツインターボの仕組みがよくわかる部分は見ていてワクワクします。 |
ミッション部分は使いません。
このキットはエンジン単体だけでも展示できるよう、ミッションがついていたんですね。
でもそんな風にして完成させたらエンジンルームはスカスカになるわけで・・・よくわからん。 |
押し込んでみました。 |
補機類はまだ一部しか取りつけていませんが、結構密な感じのエンジンルームになりそうです。
完成は近い。 |
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(2022/12/11)
補機類やワイパーを取りつけました。
あとはドアミラーやグリルを接着するだけ。ほぼ完成です。
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このキット、もともとはこうなっていて、ウインドウとエンジンルームには大きな隙間があるし、ワイパーもモールド。
ここをいじった効果は大きいと思います。 |
でも自分で作ったワイパーに違和感を感じて確認してみたら、最初の頃にちゃんとしたワイパーを作っていたことを思い出しました。
そもそも何でシルバーに塗ったんだろう。実車は黒いのに。
歳のせいか・・・。 |
これをやり直して、今度こそ完成です。
以上で終了です。
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1980年代と言えばスーパーカーブームはほぼ収束していたと思いますが、70年代後半のシルエットフォーミュラがある程度それを引き継いでいたり、魅力的な国産市販車も数多く出現してプラモの世界でもカーモデルに勢いがあった時期と記憶しています。
フジミはどちらかと言うとカーモデルでは後発でしたが、短い期間に多くの車種を発売することを考え、ボディーは個々に設計するけどシャーシは共通にする・・・いわゆる「汎用板シャーシ(モーターライズ)」作戦でブームに乗っかろうとしたんだと思います。
もちろん実車は各々ホイールベースやトレッドが違いますから、その作戦には無理もあるんですが(タイヤがタイヤハウスの真ん中に来ないとか)、それよりもコストと時間を節約してラインナップを増やすことを優先したんじゃないかなと思います。ボディーも含めキットの出来は今と比べればずいぶん見劣りしますが、それらの多くは現役で価格も安い。最近の旧車ブームの中ではありがたい存在です。
このクレスタもその一つですが、今回作ったのは完全ディスプレイで、シャーシはあとから専用設計されたもの。その部分はかなり良く出来ていて感動すら覚え
ましたが、全体を破綻なくまとめるにはそれなりに手を入れなければなりません。でもできてみるとなかなかいい感じになったと思います。
完成写真はこちらです。
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