1/12GT-Rの組み立て その13 最終仕上げ

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面倒くさいところが大体終わったので、最後の仕上げに入ります。

排気管は何枚かの板やパイプを溶接して作られているようです。

その溶接跡を再現すれば良かったのですが、裏だし見せないし。

塗装でそれっぽく表現。

こんな感じになりました。
4〜5日かけてボディーを研ぎ出し、窓枠に半艶消しクリアーを吹きます。
テールランプはこんな風にやってみました。
ただし、これは実際とは違うんですよね。

点灯していない時のテールランプはリングの方が暗く、真ん中が明るく見えるのが正解です。

なぜそうしたかと言うと、スカイラインの特徴的な丸目4灯ランプは、ブレーキを踏んだり夜中に走っている時に、ドーナツ状に光るのがひとつの”記号”。

それを表現してみたかったからですが、ある方からご意見もいただき、しばらく考えた末、やり直すことにします。

やっぱりこっちなんだろうなと思います。
バックミラーのミラー部分は洋白板を磨いて作成。

いつもはミラーシールを使うのですが、1/12ですし、真面目にやります。

こちらも同様です。
細かいところもどんどん作っていきます。
キルスイッチはこんな風に自作。
ウインドウオッシャーノズルは、キットのモールドをいったん切り飛ばして再度接着していますが、ついでにアルミパイプを埋め込みました。

簡単に書いてるけど、なかなか大変だったよ。でも1/12だし。

残る作業はホイールの塗装などごくわずか。

ホイールは若干グレーを混ぜた白を塗った後、マスキングしてシルバーを吹いてみましたが、やっぱり光り方が今一つ。

やり直し。

いつもの手法ですが、エナメルグレーを吹いて滑らかな面を作った後・・・、
メッキシルバーNEXTを吹きます。
耐久性を考え、やや厚く塗装しましたが、それでも光り方はこっちがいいです。
センターロックナットは、ホイールをネジ止めした後、押し込むか接着することになります。

そうなると何かの際にホイールを取り外すのが大変になる。

そこでネオジム磁石を埋め込みました。

こうしておけば・・・、
パチンと勝手にくっついて、いざと言う時も取り外し容易です。

排気管の 遮熱板は、おそらくステンレスかなんかの板を使い、ブラインドリベットで止められているようです。

伸ばしランナーの先端をライターで炙ったものを使い、こんな風に表現。

以上で終了です。

2月に制作を開始し、途中中断があったものの完成までに実質7か月もかかってしまいました。事前確認のために1/24を三台作ってボディーラインの様子見る作業も含めれば、ここに来るまで1年半の長丁場でした。

でもその分、満足度も高いです。自分にとっての宝物の一つになりました。

完成画像はこちら。

 

1/12GT-Rの組み立て その13 最終仕上げ

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