43分の1、3台の連作  その4 312PBの仕上げ

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(2023/04/20)

2月の中旬から始めた3台連作、二台が終わったので最後のフェラーリ312PBにかかります。

前の二つは外側だけの「プロポーションキット」でしたが、こちらはいわゆる「フルディテールキット」ってやつで、中が全部できている。

手間は・・・、そうですね、3〜4倍ってイメージです。

特にこのキットに関しては、パーツの精度はお世辞にも良いとは言えないし、色んなところが一体成型なのでマスキング作業がとても面倒くさいです。

これに比べれば、前に作ったtameoのロータス25はパーツ割が上手で精度も良く、よほど作りやすかった。

 

それでも頑張ってバリ取り、塗装と進めました。

そしてデカール貼りですが、古いキットのせいかデカールの状態があまり良くない。

また印刷精度も今一つ。

とりあえず一枚貼ってみます。

白地部分にムラがありました。これはよろしくない。
しょうがないのでマスキングして白を吹きます。

マスキングはラフにやってますので、白は退色したデカールの色に極力合わせるようにしました。

同じことを繰り返したくないので、他のゼッケンは白地部分を塗装でやりました。
数字部分のみ切り出して貼ることにします。
またこういう所はデカールが割れて上手く行かな かったので、塗装でやります。
中のパーツもチマチマと作業し、ここまで来ました。とても面倒くさかったです。
各パーツの仕上げはまだまだですが、このあたりで仮組みしてみました。
やっぱりフルディテールはいいですね。

ちょっとテンションが上がってきました。

カウルもかぶせてみました。

なかなかいい感じ。

色が派手なこと、またデカールがあちこちに貼られていること、そして何より中身があることで凝縮感があります。

プラモデルで一般的なサイズは1/24ですが、ミニカーでの主流は1/43。

この縮尺は鉄道模型のOゲージに合わせて決められたとも言われていますが、ディテールをある程度表現でき、コレクションにも最適なこのサイズには魅力があるなあと、あらためて感じています。

(2023/04/26)

完成に向けて作業を進めています。

ホイールを塗ったり、シートベルトを作ったり・・・、

 

プラグコードらしきものを追加したり・・・。
もっと作り込みたい気持ちは山々ですが、1/43ですし今回はこのあたりでいいかなと。
ボディーの方はまだやることがありますが、全体のイメージは見えてきています。
こんな台座を作りました。

 

カウルを乗せるステーにはネオジム磁石を仕込んでいるので・・・、
横にしても大丈夫。
完成後もカウルを外したりつけたりできます。
前のロータス25の時はカウルはステーに接着していましたが、遊べる方がいいもんね。
 
(2023/04/30)

残る作業はこの程度。ヘッドライトカバーはボディーにきれいに納まるよう、念入りにフィッティングしました。

過去作ではここが甘くて変な感じになっていた場合が多かったので・・・。

以上で完成です。

 

1/43のレジン、あるいはホワイトメタルキットは過去に4台作っていますので、今回の3台を加えると7台。

そろそろコツも覚えただろうし、もうちょっとマシなものを作れないかと思うものの、まだまだですねえ。

毎回言ってますが、次はもっといいものを作ってやる。

 

43分の1、3台の連作その4 312PBの仕上げ

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