こだわり道場過去ログ 特撮・アニメ・ヒーロー編

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6.宇宙に羽ばたく快男児・・・02/07/20私が子供の頃に見ていたヒーロー番組・特撮番組などがビデオレンタルショップに置かれています。若い人たちは伝説のその番組を初めて見るのでしょうが、私の場合は「再会」です。

で、今ナショナルキッドを借りて見ているんですが・・・、これは子供の頃は最上質と評価していた番組でした。

ではまず、お約束の「つっこみ感想」をやってみましょう。

○第一話では子供達(少年探偵グループ)が、ナショナルキッドの歌を歌いながら登場。
・・・・君たち、どうしてその歌を知っているのかね。

○敵役インカ金星人の女首領アウラのセリフ 「これは何でも溶かす万能溶解液です。」
・・・・おーい”万能”溶解液をビーカーに入れて持ってくるなよ。ビーカーが溶ける!
   スポイトで吸い出すな!スポイトが溶ける。

○同じく女首領アウラ 「ナショナルキッド諸共、円盤一号艇を爆破するのだ。」
・・・・なんてわかりやすいネーミングなんだ。

○同じく女首領アウラ 「地球人がどれだけ我々を恐れているか、宇宙映像機で見せてやる。」
・・・・わかりやすいぞ。

○同じく女首領アウラ 「これは殺人光線銃だ。その恐ろしさを見せてやる。」
・・・・ホントにわかりやすい。

○同じく女首領アウラ 「私が十(とお)数えたあと このスイッチを入れれば、東京はこの地球上から消え去るであろう。  ワン、  ツー、  スリー  」
・・・・十(とお)って言ったんだから、いち、に、さんって数えろよ!

○同じく女首領アウラ 「では今から宇宙人会議を開催する。」
・・・・自分たちで宇宙人って言うな。

○「私は火星国代表 ドン・アトリシムです。」
・・・・そんなストレプマイシンみたいな名前でいいのか?

○ドン・アトリシン 「はっはっはっ。火星人の私には火焔銃アルファは効かないのだ。」
・・・・火星人だから火に強いってか。じゃあそこにいる木星人、土星人、それにインカ金星人は何に強いんだ。

あのときあんなに夢中だった番組が、実はこんなに安っぽいものだったなんて・・・と、少々つらい思いをしながら見てるんです。でもいいのです。少なくともあのときの私は、毎週この番組を心待ちにしていたし、ワクワクしながら楽しんでいた。それで十分じゃないですか。

 

それにしてもあらためて思うのが、当時の社会・・・。町並みが古いとかそういうことじゃないんです。

○あの頃の言葉遣いの礼儀正しいこと・・・例えば子供同士でも「早くナショナルキッドのおじさんを呼んでくれたまえ」などと会話しているし、インカ金星人でさえ言葉は丁寧である。

○大人は大人であり、子供は子供であること・・・主人公(キッドに変身する)は20代半ばと思われるが、子供達はしっかり大人側の人、つまり「おじさん」として信頼している。

などに感心します。

たかが40年前の話なんですが。

※追記:「ドン・アトリシム」役は仮面ライダーの「地獄大使」でおなじみ、潮健児さんだということをパズー親方から教えていただきました。潮健児さんは物故されていますが、東映の任侠映画の出演が多かった人ですね。

 

4.癒し系ウルトラマンも悪くない・・・01/10/06毎週土曜日夕方にウルトラマンコスモスが放映されています。平成ウルトラマンシリーズは「ティガ」「ダイナ」「ガイア」と続き、一休みのあと「コスモス」です。
ま、私は「ウルトラマン」などからは卒業し、子供に合わせて見ているだけですが(←ウソつけ)、これについて一言述べさせていただきます。

まず、前の3部作の感想を・・。

「テガ」・・・すばらしかったですね。久しいぶりのテレビシリーズということで、世界観の設定などもきちんとしていました。ヒーロー、ヒロインも好みで、明るすぎず、暗すぎず、深い。最終回に向かって話が盛り上がり、(ちょっとクササはあると言え)感動を呼びました。

「ダナ」・・・一転して「おちゃらけ」方向に振られました。子供は楽しめたのではないでしょうか。放映後ヒーローとヒロイン役が、本当に「ねんごろ」になったのはマイナスポイントですが。

「ガア」・・・はっきり言って最後まで「良くわからん」でした。暗いし・・。根元的破滅招来体・・何だそりゃ。

このようにシリーズが変わる度に方向性も修正・転換(テコ入れとも言う)がなされるのは、視聴率、グッズの売り上げ。世相など様々なファクターに影響されるテレビシリーズの宿命とも言えましょう。

さて「コスモス」ですが、新シリーズを心待ちにしていた(しまった!)私としては、放映が2回、3回と重なるに連れ、だんだんと凹んでしまったのは事実です。

コスモスで「科学特捜隊」に相当する「組織」の怪獣に対する基本スタンスは、「まず観察」→「危険かどうか検討」→「危険でない場合は捕獲・保護」→「どうしても時は駆除」
となっています。まるで絶滅寸前動物の保護団体です。

「怪獣悪い奴、暴れる奴」で育った私にはなかなか馴染めないものでした。

だが、子供の反応がエラク良いのです。毎週楽しみに待っていることはもちろん、ストーリーの部分でも目を離しません。認識が変わりました。

ウルトラマンは私たちにとっても懐かしいヒーロー、大人の目も意識せざるを得ません。それがウルトラマンという資産の価値であり、難しさです。だが今回のシリーズは、きっちりと子供をターゲットにしているように見えます。意外とすばらしいシリーズとして評価されるかもしれませんね。


3.ウルトラマンは裸なのか・・・01/10/06
子供に付き合ってウルトラマンを見ていると(←まだ言うか!)、つい疑問に感じるのが、ウルトラマンの体の模様である。

あれは皮膚なのか、衣服なのか・・・。あるいは彼らの顔は、素顔なのか、ヘルメットなのか・・・(背中のチャックとか、そう言う無粋な話はパス)。

皮膚・素顔ではないかと思われる根拠

@ ティガは、怪獣に咬まれて怪我したとき、すぐ傷が回復するそうで、シーンが変わると傷口はすでに見えなくなっている。
A ティガ以降のウルトラマンは、いくつかのタイプに変身するが、その都度模様が変わってる。コスモスなどは顔の形さえ変わる!
B ウルトラマンはサイズを自由に変えられるが、衣服なら切れてしまうだろう、ヘルメットなら顔が締め付けられる。
C ウルトラの父と、ウルトラの母の実の息子というウルトラマンタロウの両耳には、父譲りの大きなホーンがついている。遺伝か?・・・だが、タロウの顔や全体のイメージは、どう見てもセブン系だ。浮気か?

ちなみにセブンやタロウの肩から胸にかけての鎧風のものは「プロテクター」だそうで、ここは明らかに体の一部ではない。なお、カラーターマーは後から手術で埋め込まれたものと考えられるので、その点矛盾はない)。

衣服・ヘルメットではないかと思われる根拠

@ セブンはアイスラッガーを必殺武器にしている。アイスラッガー自身は体の一部ではないことは確実だが(新シリーズでキングジョーを倒した際、アイスラッガーが欠けている)、もしこれを回収する度に頭に刺していたのなら、相当痛いだろう。
A 少なくとも文明を持つ限りにおいて、素っ裸でうろうろすることは考えにくいのではないか。 

ここで特にAは重要である。人は服を着るが、その目的は寒さや日光から体を守るだけではない。衣服はその人の置かれている立場、職業、地位、性格、好みなどを他人にプレゼンテーションするためのツールである。

いや、それ以上に、衣服には恥ずかしいところを隠すためであるという、アダムとイブの時代から受け継がれてきた大事な目的がある(服を着てしまって普段見えなくなったから、見えたら恥ずかしいのかもしれないけどね)。

よく「宇宙人が発見された!」などと怪しげなテレビ番組で画像が紹介されるが、その多くが裸である。すでにこの時点でこの話は怪しいと思う。

もしあなたが、一人で遠い星(環境は安全)に降り立ったとする。回りにだれもいなくても裸でうろうろするか?ウルトラマンも文明を持っている「種」なのだ。しかも6兄弟で戦うときもあるのだ。

最も、奥さんに言わせれば、「光の国は文明が高度に進んで、羞恥心の概念がなくなったのじゃないかしら。」なんだそうだが・・。

結局この考察は意味がないことに気付いた。

ウルトラマンは色が変わる・・おー、すごい。
セブンはアイスラッガーを投げる・・ひゃーかっこいい。

要するにそれだけの話であって、これは整合性云々の問題ではないのだ。

「最初からスペシウム光線使えばいいのに・・。」と思ってもいけない。ヒーロー番組はもっと素直に楽しみたいものだ。自戒の意味も込めて・・。

 

2.「艦長!これ以上傾斜したら、艦が転覆します!!」・・・01/6/30
パールハーバーが話題になっている。6月はじめにいち早くこれを見た「ツインスター」メンバーの「けんた」さんによれば、

・・日本の兵器工場(東京)には入り口に「兵器工場」と漢字で書いてあるし、でてくる日本の女の人は芸者のようだし。

と、日本人にとっては突っ込みどころ多彩とか。

ただ、これは映画のことであるから、見る人にすばやく状況を理解してもらうための方便だと、一応好意的に解釈したい。

ドラマなどで、
「おはようございます。」 「あら、お隣の鈴木さん。」
などの会話があると、
「言わないぞ〜、俺はお隣の坂本さん(仮名)と会っても、そうは言わない。」
と心の中で突っ込んだりするが、それはそれでいいのだ。

もうちょっと実例を挙げてみよう。

その1・・・アニメの鉄人28号

秘密結社、PX団の潜水艦は、司令塔に「PX」と書いてある。
S国のスパイ組織に所属するメンバーは胸に「S」と書いてある。
それにS国のスパイ組織のメンバー同士の会話、「ボス、どうも旗色が悪いですぜ。第二秘密基地に移動しましょう!・・・普通、内輪では「秘密基地」とは言わないでしょう。

その2・・・我が家では

NHKで天体の番組をやっていたりする。奥さんもこっち方面が好きなので、画像を見ただけで、馬頭星雲だのM13星団だとかわかるみたい。大したもんだ。で・・、

奥さん 「でもM13星団なんていったって、そこに住んでる人は自分たちが ”M13星団人”だとは思っていないわよね。」
「ウルトラマンもM78星雲から来たと言っているが、地球に来たとたんにどうしてわかるのかな。」
奥さん 「SF映画で ”ワレワレは宇宙人だ” と言うけど、絶対本人は言わないわよ。」
「西部劇のインディアンも自分から ”インディアン、ウソつかない” と言うわけがない。」
奥さん 「アイスクリームのエスキモーはどうなのかしら。」
「エスキモーは確か白人が”生肉を食べる人”と言う意味でつけた名だよな。だからそれを嫌って今はイヌイットだ。だけど生肉を食べるのも文化だから、決してよその国からどうのこうの言われる筋ではない。俺達も”生魚を食べる人”だしね。”デビルフィッシュを食べる人”でもあるし。」

なんて会話が交わされたりする。

最後に今回のタイトルについて・・。

これね、宇宙戦艦ヤマト」の会話ね・・。

 

1.「ゴジラ」音楽の伊福部昭と言えば・・・01/1/6伊福部昭と言えば、「ゴジラ(1954年)」の音楽でモデラーにはあまりにも有名だ。映画音楽は昭和22年から数多く手がけている。東宝作品が多いが、大映の「大魔人」や東映動画の「わんぱく王子の大蛇退治(1963年)」もそうで、全体に流れる音はまさに 「伊福部!」 である。

もとはちゃんとした(ゴジラがちゃんとしていないわけではないけど)作曲家で、非常に日本的な、どこか懐かしさを感じる曲を作っている。

私の家に「土俗的三連画(1937年)」という名の曲のレコードがあるが、途中にどう見てもゴジラのテーマとしか思えないフレーズがあって、困ってしまうのだ。本当に困ってしまうのだ。

「ゴジラ」のテーマは途中で拍子が変わる、いわゆる”変拍子”の曲だ。わからない人は、”ゴジラ、ゴジラ、ゴジラとメカゴジラ”と歌いながら歩いてみるといい。途中で右足と左足が反対になる。

ゴジラが世界的にもファンを広げた背景には、曲の力もあると思う。先ほど日本的と言ったが、雅楽などの飛鳥・奈良・平安風ではない。どちらかと言えば縄文的である。

伊福部昭の曲風のルーツはどこにあるか、色々と考えているのだが、”あんたがたどこさ、肥後さ、肥後どこさ、熊本さ、・・”あたりが何となく匂うのだが、どう?・・似ていない?