ナンバープレートの表現方法

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ここではちょっと普通じゃないナンバープレートの表現方法を紹介します。
凸モールドを利用する方法
まずはちょっと実験をしてみましょう。

左はプラモデル用ラッカー塗料を塗り、ラッカー用薄め液で拭いてみたもの。塗料は溶けます(当たり前)。

一方右はタミヤのポリカーボネート用塗料(缶スプレー)を塗り、ラッカー用薄め液で拭いてみたもの。塗料はあまり溶けません。

この原理を応用します。

ナンバープレートに青いポリカーボネート用塗料を塗り・・、
その上に白いプラモデル用ラッカー塗料を塗り・・、
綿棒にラッカー用薄め液をつけて凸部分を拭いて仕上げます。

特に文字が小さい場合は、文字の上に筆で青を乗せていくより、きっちり仕上がります。

ちょっと凝った製作方法
今回は依頼者の実車ナンバーでプレートを作りますので、せっかくだから少し凝ってみましょう。

まずマスキングテープを二枚重ねにして、このように切り出しします。

次に白い溶きパテで埋めます。
マスキングを剥がして細かいところを整形するとこんな感じになります。

せっかく作るのだから、依頼者のナンバーだけではなく、前に私が乗っていたプリメーラ、今乗っているレガシィのプレートも作ってしまいます。

(デカールは、下宿人のSHUN1/24さんがお得意のところで作ってくれました。)

プラ板にホワイトを塗り、デカールを貼り、最後に全体にクリアをかけて完成です。