ひみつのホームページ 編

 
2002.06.21

所用で新潟に出た帰り、もよりの駅からわが家に向かう道すがら、猛烈な雷雨に会う。そこで避難も兼ねて公民館のパソコンで掲示板のレスを確認することに。
トップページを呼び出した後、すぐさま掲示板へ。
『さて、兄上、出張から戻って来たかな?』
そんなことを思いつつマウス片手に溯ると、ほどなく、
『出張から帰ってきただよ。』
のタイトルで兄のレスが。

『二日間、ほとんど立ちっぱなしだったんで(展示会)足がパンパンだよ。

だが!
取った宿が日暮里方面で巣鴨と近いものだから、「さかつう」行きました。目的は、ショーケースの中の童夢。
すごかっただよ・・・。

しかも!

これを製作したプロモデラーの山崎さんともお話しできました。
山崎さんはわざわざショーケースの中から作品を出してくれ、私にじっくり見せてくれました。私などとうてい及ばないレベルだったよ。
・・・でもひとつの目標というか、これからやらなくてはならないこと、自分に足りない部分がわかっただよ。』


それは良かっただよ。
毎年今頃行われる展示会の苦労も吹っ飛ぶごほうびだっただなあ、兄上。

その後、妹宛のレスへ。

『>妹さん
実は「中華キャノン(先行者)」のプラモも2個確保してあるのだ (まだ書店にあるはず)。こっちは奥さんにばれたけど、TBの方は クルマのトランクに隠してある。
しばらくそっちには寄ってないけど、そのときは持って行くよ。』

…………。
…………。
……………………。
中華キャノン、買ったんかい、兄上(・_・)。

まあ、本物は公開当時から反響を呼んだ物だし(「ユーモア・モードはおまかせ!」のメグさんが、笑い過ぎて椅子から転げ落ちたぐらいだもんな)、掲示板でも模型が発売されたことが話題になっていたから、兄上が欲しがるのもわかる。

とはいうものの、妹、書店で売っているという現物、まだ見てないからわからない。
でも、[侍魂]で紹介された当時の状況から見て、(模型の)出来上がりは、少なくともチマチマとした感じのモノではない。
それゆえ、外箱も、TBの食玩よりはデカイと思われる。

それを2個(−_−;)。

おまけに今回は自分の為に買った中華キャノン。たとえ現物を包装紙で隠したとしても、手にいれた喜びで知らず知らずのうちに顔がホコロビ、ニカニカモードになっていれば……
そりゃ、お義姉さんにばれるよ。(^▽^)

2002.06.25

午後、読み聞かせの打ち合わせのため、公民館へ。先に来ていたメグさんと、パソコンが画面を暗くして仮眠しているのを幸い、兄のホームページ見学。
この時メグさん、兄のホームページにアクセスするまでの間、

「実は、報告していないんですけど、66666のキリ番を踏みまして」 衝撃の報告。
「6666のときといい、メグさん、6に縁があるねえ……」
びっくしりしているうち、画面は兄のホームページへ。
「今日はまだ、誰も書き込んでいません。さっき、見て来ましたから」 
メグさんの言葉を受け、すぐさま掲示板へ。

「中華キャノンは評判がいいらしくて。完成品と別のフィギュアを並べて写した物、別のホームページで見ました」
「大きさはどれぐらいなの?」
「小さいですね」
「書店に売っているって聞いたんだけど、何処にあるんだろ?」
「あ、あれは、ネットランナーという雑誌の付録だそうです。なんか、たくさん売れたそうですね。TACさんもようやく見つけたそうです」
「そうか、雑誌売り場にあるのか……」
「あ、あと、秘密のページもあるんですって。でも、どうやってみればいいのかわかんないんですよ〜」

なんて話の傍ら、掲示板を見学していると、おや、兄が高校時代に挑戦したタミヤのプラモデルコンテストにからみ、

『あの時私も……
(前略)
なにを隠そう(笑)私も例のモデルカーコンテストに出品して佳作に入ったオヤジでございます。
ノーズをブッタ切ったマトラMSモナコタイプを出品しました』

ナショナルキッドさんの書き込みが。
これにはさすがの兄もびっくり。
『こんなことがあるなんて』『ひゃー、会場に!』
のタイトルで、ナショナルキッドさんに関する長くて熱いレス。
するとナショナルキッドさんも、これに答え、当時の思い出を語る。 と、いう具合に、掲示板は殆ど2人の独占状態。

 

 



読み聞かせの打ち合わせ終了(PM4:00過ぎ)。幸い、パソコンが空いていたので、メグさんと他のメンバーを見送った後、再び兄のホームページ見学。
トップページを呼び出した後、すぐさま掲示板へ。兄とナショナルキッドさんのやり取りからさらに溯って行くと、兄、今度はあるかたのボックスアートの書き込みのレスの中で
助手さんの掲示板で、今、話題になっているから覗いて見ては』
アドレス付きで紹介。

興味が湧いた妹、早速、アドレスをクリック。すぐさま助手さんの掲示板へ。マウス片手に溯って見ると、おや、兄上、
『「小松崎茂と昭和の絵師たち」』
なるタイトルで、書店で手にいれたという小松崎茂本の感想や、お気に入りボックスアートランキング、思ったことをつれづれにカキコ。
すると、これを受けた他の訪問者が、
『実は、私も買いました(^^)』
『え、その本、どこにあるんですか?(・_・)』
『それなら、ここのホームページにアクセスして下さい。もっと詳しいことが判りますし、本の注文も出来ますよ(^J^)』
『私も電動士さんみたいなランクキングをつけるとしたらこうなりますね(^_^)』
『おかげさまで本が見つかりました。ありがとうございました。m(__)m』

呼応するかのように、熱い書き込み。おまけにそれを受けた助手さんまで、共感してくださるレスをつけて頂いているではないか。

 ……、なるほど、そういうことだったのか。

それにしても、「小松崎茂と昭和の絵師たち」って、一体、どんな本なんだ?

2002.06.27

新潟で所用を終えたのち、公民館へ。幸い、パソコンが空いていたので、父に頼まれたメッセージを掲示板に打つ傍ら、ホームページ見学をすることに。

すると、
『お呼び出し申し上げます』
妙なタイトルの兄のレスの中に、

『ナショナルキッド様、お連れの電動士様がひみつページでお待ちです。(書いたらひみつにならないけど)』

ムムッ、もしかしてこれ、この前メグさんの言ってた[秘密のホームページ]かな?と、思われるアドレスが。

 ……、見たい。

でも、まずは仕事だ。今日はそれが目的なんだし。
てなわけで、掲示板へ。今日はどんな具合かな。

『>妹さん
今週末は、時間を作って行きますね。
なお、サンダーバードの食頑は、奥さんが「かわいい妹からまさか金を取るんじゃないでしょうね。」というものだから、くれてやる〜。 中華キャノンも。』

お、お義姉さん、
貴重な援軍をありがとうございますm(__)m。
妹、とても嬉しゅうございます。

んじゃ、浮いたお金は、今度、お義姉さんがわが家にやって来たときのお茶菓子代か、兄上一家のお家に遊びに行くときのお土産代として取って置こう。んー、何がいいかなあ……。あ、それよりも糠漬け用に野菜を買い込んだ方がいいかしら?
それにしても、兄上、思わぬ所で尻に敷かれてしまってたようで……(^0^)。だからかな、今日のレスは八つ当たりモードぢゃ、わい。 なんてことを思いつつ、メモ。
 
はい、これで今日のノルマは無事、終了〜♪

んじゃ、ひみつページへ“レッツ・ゴーひろみ!”
早速マウスを使い、兄のレスにあった秘密のページをクリック。すると、ナショナルキッドさんとエールの交換をした模型コンテストのコーナーの抜粋と、著作権の関係で田宮さんにばれるとマズイ(確かに。でも、もうバレていると思ふ※1)というバイクの写真が載ったパンフレットがコンニチワ。
『おー、今まで公開していなかったお宝パンフ。だからひみつだったのね』
感心しつつ、眺めていると、おや、
『あ、ホンダN360も作りました。注射器二つとビニールチューブを使い、流体でハンドルを動かすリモコンに改造した覚えがある。』
皆さんの興味を引く解説文が。

しかし、これを読んだ途端、妹はある出来事を思い出した。
が、当の兄上は、中身についての解説はなし。覚えていないのか、はたまた書く必要もないと思ったか。
う〜ん、気になる……。
てな訳で、再び掲示板へ。
『秘密のホームページを見て思い出した』
のタイトルで、以下の内容を書き込み、送信。

『お詫びにカキコ2連チャンだ(オイオイ)。
秘密ページの中で、兄上、注射器とビニールチューブを使い、流体ハンドルを動かすリモコンに改造云々、とあったが、もしかして、ビニールチューブに入れた液体は、台所にあったサラダ油だったのでは? 妹、兄上が台所でチューブにサラダ油を入れた後、注射器とテープで密封。テストしていたのを見た覚えがありまする。液体の色も黄色っぽかったし。
さて、兄上の記憶はいかに?』

と、いうところで本日も時間切れ。家に着いた後、お昼を食べつつ、両親に[ひみつのページ]について報告。すると、いつもは呆れた顔で妹の話を聞く父も、
「思い出に残ることだから、記念に取っておいたんだろう」
今日は穏やかな顔で頷いたのだった。

※1・・・このパンフと言うのは、コンテストの様子が載っていた、三栄書房 AUTOSPORTS 昭和46年5月号付録の裏表紙のタミヤの広告のこと。1/6のホンダGB750などが紹介されています。
広告をサイトに転載することは、販売にも影響を与える可能性があります。だから本来はしてはいけないこと。
私のサイトの別のページにはさらに古い広告が紹介されていますが、これはとうに絶版の骨董的プラモの広告ですので、田宮さんから特に許可をもらって掲載させていただいております。

ちなみに、「ひみつのページ」は話題になってから数日後に削除しています(兄)。

2002.06.29

午前、公民館で読み聞かせを終えた後、パソコンで兄のホームページ見学。
いつものように呼び出し、すぐさま掲示板へ。すると、花金だったせいか、いつもより多い書き込みにびっくりしつつ、兄のレスを捜すと……、あった。

『今日は長男の学校で クラスの催しで工作教室をやりました。奥さんが保護者のクラス委員になってしまい、3時間ほど保護者が音頭を取って何かをしなくては ならない。そこで私がみんなで万華鏡を作る工作教室の先生になりました。保護者も加わるので70人分の材料(例えばアクリル板をPカッターで切り出したり)を揃えるのがちょっと大変でした。』

ふーん、そんなことがあったんだ。
あ、そういえば、前に家で障子を張り替えたときに出た、紙を巻いていた段ボールの芯、
「これ、学校で[万華鏡]を作るときの教材に使えるな。もらってもいい?」
などと言って持って帰った記憶が……。

納得の後、妹宛のレスへ。

『>妹さん
へ? 実の息子にかっこつけて何なんだろうね。あの親父は。ま、まあいいや。では来週。
流体ハンドルを動かすリモコンは、うーん、もしかしたらやっぱりそれですよ。きっとそうやったんだ。でも水を入れたり色々試したはずだから良く覚えていない。
最終的に流体ハンドルは諦めて、ワイヤーコントロールに変え、それで結構上手くコントロールできたんですが、こうやって言葉で説明しても、他の人には何のことかは判らないでしょう。』

その後、改めて皆さんのカキコを拝見。すると、
『やっと帰って来ました』
海外出張を終えたとくえもんさんの報告やら、

『妹さんが借りた小松崎茂さんの本、持ってます』
青月亭さんの驚くべき書き込みを発見。