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夏のRAV4

この作品は去年の夏、地元新潟の模型店で開催されたコンテストに出品したものです。 その時のテーマは「水」。 水を連想できるものが条件でした。 その前にたまたま模型店で ミツワモデルのモーターボートを見つけ、スケールも大体1/24クラスで、それを作っていた ところで、丁度いいや、一丁ボートと車を融合してミニジオラマで何かをデッチあげようとして作ったのがこれです。

夏が始まったある土曜日、マリーナに預けていたボートの整備をしていたところに彼女が RAV4でやってきて、「ネー、いつ頃海に連れてってくれるの〜。」とおねだり。

みずもの強い風が彼女のスカートをゆらします。
おねーさんフィギュアーはモデラーズのレジン製。 男はタミヤ。帽子を被せました。

このボートはミツワのパッケージでは「MERCURY BOAT」となっていますが、どうも昔の ヤマハのモデルのようです。船体のヒケやラインを仕上げ、若干インパネを作り込み。手すりはアルミパイプで 作り替え、脚立は自作。船体のMERCURYマークと白のラインはパソコン自作ディカール。
ボートの係留台はエバーグリーンのプラ角パイプでスクラッチ。キャスターのタイヤ取りのため、 ミニカーを1台潰しました。

RAV4は‘95年9月に完成しておいたもので、昔のCG誌に出ていた実車を真似ました。 ボディーカラーはグンゼのコバルトブルーとシルバー。標準のダークグレーに比べて軽快に見 えます。 ホイールはジャンクボックスからタミヤのポルシェ956用をピックアップしました。

ジオラマベースはスチレンフォームをアンコにし、川沿いの岸壁を表現しました。 テーマの「水」は川の水面を鉄道模型用の透明波板の裏にOD色を塗って以上終わり。 びっしりへばりついた貝をシーナリーストーンをタミヤセメントでスチレンを溶かしつつ接着して メタリックブラック缶スプレーをさっと吹いてこれも以上終わり。 
 展示用ケースはタミヤのB4透明プラ板から自作。サイズはコンテスト制限サイズギリギリの 300mmLx255mmDx270mmHとしました。