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EVO 7・8・9 三兄弟

三菱ランサー・エボリューションはご存知のように殆ど毎年のように改良が進み、今(2005年6月現在)ではEVO 9まで発展しました。

私の実車歴でも殆どず〜っと三菱系で、旧くはギャラン16L・H/Tに始まり、一台飛ばして、ランタボ→C73ランサーGSR→EVO 2→EVO 4→EVO 8と乗り継いできました。

模型のキットの方もいろんなメーカーからそれぞれのバージョンが出ていますが、今回はEVO 7とまだキット化されていないEVO 9を作り、すでに完成済みのEVO 8と並べて「だんご三兄弟」ならぬ「EVO三兄弟」ってことにしてみました。

5月の静岡展示会に向けて3月から製作開始しました。

 

EVO 9 の工作過程
もともとEVO 9はEVO 8からの発展型ですので、実車の発売と同時にすぐカタログを貰い、フジミのEVO 8から改造しました。
一番の改造ポイントはフロントのバンパー周辺とリヤーバンパー周辺です。

工作途中の写真は撮っていませんでしたが、始めにボディーの前後バンパーの裏にたっぷりとプラリペアを盛っておき、削り込みに備えました。


あとは一心不乱にヤスリで削り込み成形しました。

実車のルーフパネルはEVO 8 MRから材質がアルミになったため、左右にプレスの盛上がりがあります。これは薄い三角断面のプラ板を貼り、溶きパテ仕上げ。
ボディー乾燥の間に下回りの改造をしました。

EVO 8キットのホイールは全く違うパターンになったため、暫く似た形状のホイール探しをしました。結局、タミヤのR33スカイラインGTRのものがなんとなく似ていたので、パーツを注文して取り寄せました。

部品到着後ホイールの取付け方式を改造しました。
タミヤのものはホイール側にピンが出ているタイプなので、ピンを取去りプラのパイプを接着してポリキャップを押し込む方式に改造しました。


またフジミのキットのブレーキディスク、ブレーキキャリパーは奥に引っ込みすぎて全く目立ちません。それでキャリパーをニッパーで切り取り、別のプラ板で作ったディスクとプラパイプを接着し手前に出すようにし、改めてキャリパーを接着しました。赤いブレンボキャリパーには自作のロゴディカールを貼りました。

 

EVO 9

ボディー研ぎ出しし、シャシーとドッキング前にフロントウインドウに新型の車検票
を自作して貼りました。今の車検票はゴミみたいに小さくなりましたね。

リヤーはディフューザー形式になっており、小さなリブが4つあります。これは一つ原型を作り、型取りをしてプラリペアでコピーしました。
(余談ですが、このリブの形状の詳細を把握するためディーラーに実車を見に行き、床に這いつくばってリブの写真を撮ってきました。)

EVO 7

EVO 9と並行してEVO 7も製作しました。こちらは改造無しでフジミのキットの素組みです。
ボディーカラーはカタログのメインカラーのイエローとしました。

ヘッドライトのロービーム側のレンズ裏に薄いクリアブルーを塗り、HIDらしくでっち上げました。
ウインドウパーツはリヤーとサイド後部にスモークを吹付けました。
各種エンブレムやナンバープレート等は自作のデカールを貼りました。

リヤーエンドには私が所属している実車のカークラブのマークを貼りました。

いつものことながら展示会直前で時間がなく、全体の仕上げが少々雑になってしまいました。