ムービングベルトメカの詳細
(2022/07/09)

ある方から、

「中のからくりをもうちょっと詳しく見せてほしい」 

という要望がありましたので、このページを作りました。

この作品、先日の柏崎模型展示会でお披露目し、何人かの子供さんには楽しんでもらえたのですが、 開始30分でローラーの主軸が折損しリタイア。強度不足が原因でした。

そこを修理がてら撮影しました。各動画は15〜20秒程度です。

アームのスイング構造です。

アームの先端には磁石を取りつけています。

拡大してお見せします。
車の前部分にも磁石を取りつけてあります。
プラ板を敷いて、その上に車を置くと左右にスイングします。
ベルトを取りつけます。

ベルトは障子紙を塗装したものです。

車の磁石とアームの磁石は引きあいます。ただし、車の磁石が地面(ベルト)に接触しないよう、わずかなスキマを持つように作ります。

動画をご覧ください。
カバーはスチレンボード(両面紙貼りパネル)で作成。
ベルトを動かすスイッチとアームをスイングさせるスイッチは別々になっています。
スイッチを順番に入り切りするとこうなります。
・工作は行き当たりばったりで行ったので、図面はありません。

・左右のローラー(紙筒)にはシリコーンシーラント(バスコーク)を塗り付け、ベルトとの摩擦力が高くなるようにしています。

・ベルトのテンション調整が大事です。ピンと張りすぎると動きがしぶくなり、ゆるすぎると空回りします。 ローラーは右の写真のように輪ゴムでテンションをかけています。

・車とアームにつけた磁石の強さバランスも大切。これらは何度も調整しながら決めて行きました。