TOYOTA86 その5 各部の仕上げへ

 前の工程へ   工作机INDEXへ 
再塗装して色が合わないと騒いでいたバンパーは、もう一回チャレンジして何とか我慢できる程度にはなりました。
気分を変えてホイールの方を仕上げます。

シルバー系のラッカー塗料、さらにクリアーを塗った後(左)、エナメルを吹きます。色はメタリックブラック(右)。

 

エナメル薄め液で一部ふき取り。
こんな感じになりました。

このまま何事もなく最後まで行きたいなと思いながら作業してますが、タイヤや内装を取り付けてみると、新しいボンネットが微妙に合わない。

仕方ないのでダメもとでねじってみました。

やっぱりヒビが入りました。

何度目かわからないシンナー風呂。
今度はしっかりゆがみを直して・・・、
塗装して取り付け。

何とかなったかな。

こっちの方はもともとゆがみはなかったですし、たとえゆがんでいても接着しますから問題なし。
ホイールはこんな感じになってます。
ゴールデンウイークに入りました。

工作も進むと思ったら、子供達が戻ってきて色々遊んだり奥さんの実家の田植えがあったりして意外と時間が取れない。

でも完成させないと静岡に持っていけませんから、夜中心にコツコツ仕上げにかかっています。

 

右はリアウインドウ、キットに入っているマスキングシートを使ってみたものの、このように縁の部分のモールドが隠し切れないのが残念。

結局やり直し。
ロケバニのリアウイングのステーですが、キットではリベットが凸モールドされていましたが、それだとリベット部分をきれいに塗るのが面倒だと考え、このように凹ませま した。
こうすると、凹んだ部分にエナメル塗料を入れて、はみ出した部分をふき取れば見栄えが良くなります。

もちろん実物は凸ですから、これは一つのごまかしですけど。

続いて伸ばしランナーを50本ほど作り・・・。
先端を丸めます。
銀を塗ってこのように挿していきます。
ここもこんな感じ。
最初はこうだったのものが・・・、
ピンを挿すことで・・・、
こうなったのですが、手間をかけた割にあまり 面白みがないし、逆にリベットのツブツブが目立って全体の佇まいに悪影響を与えてしまうように感じました。
と言うわけでリベットの銀色は全て除去。

結局最初から何もしないのとあまり変わらない仕上がりに・・・何やってるんだろう俺。

何だかんだと苦労して完成したんですが、リアウイングの水平が出ていなかったので再度調整。

 

今度は大丈夫かな。

ちなみに接着にはGクリアーを使っていますが、それを柔らかくして筆で塗るために、今までは左の「ビニローゼうすめ液」を使っていたんですが、今回は右に変えてみました。

乾燥はやや遅くなりますが、使い勝手はずっといいし、揮発成分でクリアパーツが曇る心配もほとんどなくなったので、これからはこっちを使うことになりそうです。

やっとこ完成です。

二台並べてみると、ロケバニはかっこいいなと感じます。

それに比べてノーマルの方は、模型としては物足りない感じがします。

こういう車を買ったらいじりたくなる気持ちがわかるなあ。

86ノーマルの完成写真はこちら

ロケバニはこちらです。

素組みだからサクサク行くと思って始めた工作でしたが、思わぬ落とし穴がたくさんあって妙に苦労しました。自分の腕がまだまだだなんでしょうが、はっきり言ってこのキット、作りにくいです。志は高いと思うものの、作る人の気持ちに寄り添っていないなあと思う箇所が多々あって、もやもやしたままの4カ月間でした。

これを作ったことのある皆さんはどう感じているんでしょうね。

TOYOTA86 その5 各部の仕上げへ

 前の工程へ   工作机INDEXへ