プリメーラ その1 ボディーの加工 

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今回のお題は初代プリメーラ(レーシング仕様)の改造です。

私は現在レガシィGT30に乗っていますが、その前は日産プリメーラ(P10と呼ばれる初代)が12年間の愛車でした。いい車でした。

プラモが出ていればとっくに作っていたでしょう。しかしタミヤから出ているキットは何故か全日本ツーリングカー選手権(JTCC)仕様。

室内は別物ですし、ボディーもタイヤハウスがたたき出されていて、それがドアまで影響しているため、ちょっとの手直しでは市販車仕様に持っていけない難物です。

でも、いつかはやろうとしていたネタですので、この際思い切って手を出すことにします。ああ、めんどうくさい。

 

(市販車仕様でキット化されていた方が5倍くらい売れたと思いますけどねえ。タミヤの考えていることは良くわからん。)

ボディーを仮組みしてみました。市販車では考えられない大きさのホイールとタイヤですねぇ。
そこにこちらのタイヤをはめてみます。

おおむねOKですが、この後まだ車高調整は必要になるかも知れません。

ちなみに私のホイールは細い7本のスポークがあるタイプでしたが、手持ちのジャンクにはそれがなかった・・。

別デザインのもので我慢しようともしましたが、SHUN1/24さんの家をあさったところ、11本ながら雰囲気の似たホイールを発見、これをいただくことにしたのです。

さて、ボディーです。

写真ではなかなかわかりにくいのですが、でかいレーシングタイヤを収めるため、前後のフェンダー部分はドアに影響するところまで膨らんでいます。

リアもこんな感じです。

これをどうやって修正するか・・。

○ライターであぶって曲げる・・・リスクが大きい。

○裏にパテを盛って削り出す・・・面をきれいにするまで時間がかかりすぎると思われる。

そこで、次のような方法をやってみることにしました。

裏から溝を彫ります。

この時点で、サイドステップは切り離しておきます。

水平に切れ目を入れ、ドアの下半分を奥に向かって曲げ、ドアを平らにする。

 

ホイールアーチは放射状に切れ目を入れ、奥に向かって曲げて行く。

ある程度形ができたら、瞬間接着剤で固めたり、パテで裏打ちして強度確保。

表面は溶きパテを塗って乾かして削る・・・を何度か繰り返す。

こんなことを一週間くらいやって、段々と仕上ていきました。

切り離したサイドステップは、蒸気を当てて曲げて行きます。

ちなみにこのようなコーヒーポットが作業には適しているかも知れません。

ほぼ仕上がったボディー。ここに曲げる前のステップを当てるとこんな感じでしたが・・・、

 

曲げたものを当ててみるとこんな感じになりました。

最初のボディーがかなり曲がっていたかがわかりますね。

何となく市販車っぽくなってきました。

プリメーラ その1 ボディーの加工 

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