マーチ その1  ボディーの下地

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さて、今回はフジミの日産マーチを作ることにします。前回のポルシェ4台はかなりきつい工作だったので、今回はさくっと素組みでリハビリに励みます。

なお右は実車。知り合いの愛車でして、依頼によりこれを再現します。

グレードはキットとは違い「14S」、このためエアロだけは自作する必要があります。

(ホイールは面倒なので、今回はかんべんしてもらいます)

キットの箱を開けて真っ先に行うことが、足回りの仮組み。

車高が変だったり、タイヤの位置が前後にずれていたら修正しなくてはなりません。

でもこのキットは運良く大丈夫みたいです。なお、トレッドがやや広い感じがしたので、これは最後に調整するかもしれません。

バンパーは別部品。これを最後に接着するか、この段階で接着するかを考えます。

○マーチのバンパーはボディーと一体のラインになっている。
○ややぴったり感がない。
○実車と分割ラインが異なっているところがある。

などの理由により、フロントは接着することに決めました。
リアは、研ぎ出しのことを考え後付にします。

接着後、形がまずいところを一部盛り上げる方法を一つ紹介します。

このように固まったパテを削ってパウダーを作り、

瞬間接着剤を塗った所にふりかけて行きます。

作業時間が短くてすむので、私はこのテクニックをちょっとした手直しに多用しています。

ヘッドライトは上から接着しろとのことですが、いかにも不自然で気に入らなかったので、その周囲にケガキを入れることにしました。
もう一箇所修正があります。

サイドウインドウのモールですが、なぜか下半分は表現されているものの、上に行くに従ってそれが消えている。

仕方がないので、Pカッターの根元を加工したものを使い、このように削り込んで行きました。

この作業、実は結構大変で、サンドペーパーなども使いながら両面で二時間くらいかかりました。

「ちゃんとやっておけよ!フジミ」
と叫びたい。

こんな感じになりました。

今回の塗装色は黒ですから、この部分をつや消し黒に塗ってしまえば苦労の効果はほとんどわからないかもしれません。

でもね・・。

 

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