頭文字D(AE86トレノ)の制作 その3 本体制作

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(2025/11/23)

前回からまたまた三週間空きました。先々週(11/8〜9)は今年最後の展示会(何と11回目)に参加していて、これでやっと今シーズンのイベント全部終了と気が抜けて工作も少々サボってい ました。

これから春までは外に出ることもなく、ひたすらコツコツと工作を進める予定。何を作るかのスケジュールは四つ先まで決まっています。

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そう言えば実車でちょっとしたトラブルがありました。

某所に出かけ、さあ帰ろうと思ったら車が全く動かない。こういう時は真っ先にバッテリーを疑うし、自宅ならテスターや充電器もあるんですが出先ではどうに もならない。しょうがないからロードサービスを呼んで調べてもらったらやっぱりバッテリー。電圧がものすごく下がっていた。

新車で買ってから1年半でこれは辛いと思いましたが、

・通勤に使っていないので、たまの遠出程度では充電が間に合わない
・アイドリングストップ機能はバッテリーには厳しい
・このところ急に寒くなった

あたりの要素が重なってではないかとのこと。エンジンをかけてもらってからはその足でディーラーに行き、バッテリーを交換しました。

再発防止策として考えられるのはアイドリングストップを利用しないことくらいでしょうか。

費用は4万円ちょい。痛い出費でした。

出費と言えばこちらはバッテリーどころではない話。

今年は両親の十七回忌。二人とも相次いで「コロッ」と亡くなり、その年にお寺の裏山に墓を建てたんですが、このところ私自身の足腰が弱ってきて墓のある場所に登るのが辛くなってきました。

写真は墓地ですが、私のお墓はかなり上の方、木々に隠れて見えない所にあります。ちょっとうっかりしていると草木に覆われてしまうし、行き帰りに斜面を転げ落ちたりすれば冗談では済まない。

そう言うこともあって墓を片付け、お寺の敷地内の合葬墓にお骨を移すことにしました。費用ですが、私達の将来の「予約分」含め一括で払ったので、諸々含めると軽の新車が買えるくらいになりました。

でも気分的にはすごく楽になった。

工作の話に戻ります。

フィギュアはできたので、今度は車の方。エンジンルームはそれなりにディテールアップしたいので、いくつかのパーツを改造したり自作します。

また今回は並行で2台作るつもりなので、一部複製も行います。



また、三つ目のキットを調達しました。「第37巻仕様」です。

頭文字Dの原作、私は昔一回、また最近も二回ほど通して読んでいますが、100%頭に入っているわけではない。

だから認識が違っている部分もあると思いますが、右の三台については、

左上:初期仕様。ボンネット白。シートはノーマル

右上:プロジェクトD仕様。エンジンをAE101用Gr.A仕様に換装。フルバケットシート。カーボンボンネット

中央下:37巻仕様。単行本は全48巻なのでほぼ最終仕様。シートは助手席含めバケット。ロールケージ。

あたりが目立つ差です。

 

「第37巻仕様」を買ったのは、ロールケージが欲しかったからです。どのバージョンを作るかと考えた場合、どうせなら完成形にしたいと思いまして。

最初から「第37巻仕様」を買っていれば良かったな。

エンジンルームにパーツを置いていきます。

前に作ったフジミのクレスタクラウンほどの密度感はないかな。



もう一台は初期仕様。

エンジンも換装前のものにしますので、見る人が見ればその差をわかってくれるかもしれません。

(2025/12/1)

ボディー塗装です。

 

白黒のパンダカラーですから、線の乱れや滲みは目立ってしまう。

細心の注意を払いながら作業しましたが、やはり何カ所かミスはありました。

そこを丁寧に修正したものが右です。

これは小物の一つ。ジャンクのマフラーパーツを削って作りました。

連載初期の頃は親父の文太がこの紙コップに水を入れ、拓海はこれをこぼさないように運転するんですよね。

コミックを見ている人にはわかる小ネタです。

デカールも貼りました。
このように比較的順調に作業は進んでいますが、このキットにどうしても我慢できない部分があるので、そこを何とかしようと思います。
それはこの一体型のウインドウパーツ。

特に珍しいモノではありませんが・・・、

このキットの場合、ボディーの肉厚やエッジの処理の具合もあって、ガラス面がボディーに比べてかなり内側に引っ込んで見えます。

いかにもミニカーって感じで好みではない。

そこでガラスパーツをバラバラにして外からはめるようにすると・・・、
こんな感じになってボディーと面一(ツライチ)になります。

後は微調整すればよい。

なおこちらは以前作ったフジミのレビン。
ウインドウパーツのはめ方はアオシマ同様に内側からですが、段差感はずっと穏やか。

これならわざわざ外はめにしなくても我慢できる。

このあたりも同様です。

右はアオシマ(キットのまま)。

アオシマの外はめ。
そしてフジミ。

 

フジミの設計はアオシマよりもずっと 前。

キット自体の出来や精度はアオシマに及びもつきませんが、透明パーツとボディーのフィット感や全体の佇まいなどはアオシマより上なんじゃないかと感じられます。

要するにちょっとかっこいい。

ただし、どちらが実車に近いのかは良くわかりません。今度実車を見る機会があったら確認してみたいですね。例えばフロントウインドウの下側のラインとか。


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