頭文字D(AE86トレノ)の制作 その1 フィギュア制作と下ごしらえ

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(2025/10/17)

日本で一番売れている1/24カーモデルは何かと聞かれたら、スカイラインGT-R(R32)とトップを争うのがこのAE86トレノでしょう。

特に頭文字D仕様はどこの展示会に行っても作例に出会えます。

キットはフジミとアオシマから出ていますが、設計が古いフジミは作っているとちょっと残念な気持ちになる。

一方アオシマの方はとても出来が良いのですが、全体の形はフジミの方が好きです。どちらがより正しいのかは良くわかりません。

そんなAE86ですが、今までちゃんと作ったことがなかったので、今回のネタに選びました。

作例の非常に多いこの車、その中で私なりに差別化を図るとなると、

・フィギュアを添える

・エンジンルームのディテールアップ

・ジオラマにする

・複数絡めてバトルシーンを再現

・電飾

などが思い浮かびます。

まずフィギュアは必須だろうと思いドライバーフィギュア付きのキットを買ってみました。それを改造して車の脇に立たせようと思ってです。

だがこれがちょっと小さい。体もそうですが、頭が小さくて使えそうにもありません。

 

 

これがアオシマですが・・・、
タミヤだとこうなる。フィギュアの大きさがまるで違います。

フィギュアを小さく作ればシートに座らせるのも楽になります。でもそれは安易な道だと思う。

なお昔、フジミからは頭文字Dのキャラクターフィギュア付きキットが出ていましたが、入手がなかなか困難(手には入るが高 い)なのでそちらは諦めました。

今回はタミヤのキャンパスフレンズセット(古い方)を芯に、ヘッドなどはスクラッチして作ることにします。
とりあえず作ってみたが、満足度はかなり低い。

もっとディテールを攻めていかなくてはならないし、別のキットから持ってきた高橋啓介の手は大きいし、塗りも下手。

ヘッドを 一から作り直してみました。

右が新しい方です。少し良くなったような。

藤原拓海は作り直してもあまり上手く行かなかった。
目が大きすぎるのかもしれません。
今のところこっちでしょうか。

差別化狙い、その2はエンジンのディテールアップです。

国産旧車のエンジン付きキットって、展示会ではすごくウケるんですよね。

こういうキットを作る人も多いでしょうし、何よりも旧車は今の車みたいにエンジンが変なカバーで覆われていないから、見応えがある。

今回もそれなりのディテールアップをしたいと思いました。

そこで新たにエンジン付きキット (左)を調達したんですが・・・、
あれ? よく見たら最初に買ったドライバーフィギュア付キットにもエンジンパーツが入っていたよ。

箱にはそんなこと何にも書いていなかった。

しかも箱の高さが違う。

 

ドライバーフィギュア付キットにはボンネットパーツが色違いで二つ入っていました。そのせいですね。

わざわざエンジン付きキットを買う必要はなかったわけだ。

キットの仮組を開始。

フロントタイヤが微妙にずれている感じがしたのでそこは修正しましたが、それ以外は特に困ることなく作業を進められています。

 

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