マツダ767B 塗り分けとデカール

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マツダ767B工作のハイライトと言うべき、チャージカラーの塗り分けです。やり方は人それぞれでしょうけど、この際だから私なりの方法を細かくお伝えします。

以下、箇条書きで進めていきます。また、なぜそうするかも付記しました。

1.オレンジを塗って、しっかり乾かす・・・乾燥が中途半端だと、マスキングテープの跡がつく場合があるから。

2.マスキングテープを細切りし、丁寧に貼っていく。・・・必要な場合、ラインを曲げることができるから。

3.一日置く。・・・密着が不十分な場合、浮いてくる。その時やり直しできるから。

4.塗装前にスパチュラなどでマスキングテープ境界面を押さえ、まずはクリアを軽く吹く。・・・染み込みを防ぐため。また万一押さえが不十分な場合も、先にクリアが染みこんでいれば目立たない。

5.白サフと緑を吹く・・・発色を安定させるため。


6.しっかり乾燥させ、次に緑の部分をマスキングする。

7.最後に黒を吹く。・・・濃い色は隠蔽力が強いから。

8、塗装境界面を軽く紙ヤスリでこすってから、マスキングテープを剥がす。・・・マスキングテープを剥がすとき、なるべくエッジがきれいになるように。
9.全体に軽く紙ヤスリをかける。・・・塗装境界面には必ず段差があり、その後スライドマークを貼ったりクリアをかける時にやっかいだから。
10.ちょっとしたこういう部分は、あらかじめ銀を塗って墨入れなどをしておく・・・塗料によりだんだんモールドが埋まってきていて、今後クリアなどを塗ってからでは仕上げが難しくなるから。

 

塗装表面は梨地ですが、このあとクリアーをかけますので、あまり気にしていません。

スライドマークを貼っていきます。

スライドマークは自分でも決して上手だと思っていませんし、披露できるようなコツもありません。

ただ根気よく作業するだけです。

このキット、全体的には貼りやすかったんですが、左フェンダーの上のゼッケン202だけは、曲面に貼ることになり、少々やっかいでした。

 

蒸しタオルでなじませましたが、一部はシワになったり破れたりしましたので、こういうところは切りとってしまい・・、
ホワイトやブラックの塗料でタッチアップでごまかします。クリアをかければ、ほとんどわかりません。
(ウソだと思ったら、今度名古屋で見てください)。

 

ボディーの合わせ目などはデカールをカットします。

ここは後で墨入れをすることになります。